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新書|詳細

東大生、教育格差を学ぶ

トウダイセイ、キョウイクカクサヲマナブ
2023年3月15日発売
定価:1,034円(税込み)
ISBN 978-4-334-04654-5
光文社新書
判型:新書判ソフト

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東大生、教育格差を学ぶ松岡亮二/編著 髙橋史子/編著 中村高康/編著

本書は、東京大学で2021年度後期に行われたゼミ形式の授業「教育格差 入門―みんなで議論して新書をつくる」の模様をまとめたものである。子ども本人が変えることのできない「生まれ」(出身家庭の世帯収入、保護者の学歴や職業、出身地域、性別、国籍など)によって学力や最終学歴といった教育の結果に差がある傾向を「教育格差」と呼ぶ。一見平等主義的な日本の学校制度の中で教育格差がどのように生じうるのか、部活やクラス内での「名誉格差」や非行・いじめの背景とは、地元の友達と距離を感じる理由は何なのか……。出身家庭の世帯収入が平均的に高いという報道があるなど、日本の教育格差をある種象徴する東大生が、自らの教育体験を振り返りつつ、それが社会的にどのような意味を帯びているのかを学び、語り、葛藤する。

目次

はじめに
【第1講】東大生と教育格差を考える
――中村高康(東京大学)
【第2講】現在に至る軌跡を振り返る
――松岡亮二(龍谷大学)
【第3講】すべては「頑張った」結果?
――山下絢(日本女子大学)
【第4講】教師にできることを考える
――金子真理子(東京学芸大学)
【第5講】他者の困難を想像する
――山田哲也(一橋大学) 藤本啓寛(早稲田大学)
【第6講】「地元」との距離
――知念渉(神田外語大学)
【第7講】非行少年と向き合う
――岡邊健(京都大学)
【第8講】格差と向き合う進路指導
――日下田岳史(大正大学) 豊永耕平(立教大学)
【第9講】同期生の八割は男性
――寺町晋哉(宮崎公立大学)
【第10講】多文化社会を生きる
――髙橋史子(東京大学)
【第11講】部活の意義
――山本宏樹(大東文化大学)
【第12講】いじめと対峙する
――伊藤秀樹(東京学芸大学)
【第13講】東大生と教育格差を総括する
――小西尚之(金沢学院大学) 布川由利(高崎健康福祉大学) 松岡亮二(龍谷大学)
【学期後学生座談会】
おわりに

著者紹介

松岡亮二(まつおかりょうじ) 
龍谷大学 社会学部社会学科准教授。博士(教育学)。

髙橋史子
(たかはしふみこ) 
東京大学 教養学部特任講師。博士(社会学)。

中村高康(なかむらたかやす) 
東京大学 大学院教育学研究科教授。博士(教育学)。

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