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新書|詳細

アニメ療法

アニメセラピー
2022年12月14日発売
定価:968円(税込み)
ISBN 978-4-334-04642-2
光文社新書
判型:新書判ソフト

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アニメ療法心をケアするエンタテインメントパントー・フランチェスコ/著

厚生労働省のデータによると、日本の15~34歳の死因第1位が自殺となっている。これはG7の中でも日本のみである。周りに助けてくれる人がいなくて相談できず、精神科へは怖くて行けないと思い悩み、「心のアンバランス」を解決できなくて苦しむ若者は、目に見えないだけで至るところに存在する。心のケアが今の世の中で大きな課題であることは、誰もがわかっているだろう。
アニメ、ゲーム、漫画、小説……こうしたストーリーを語るフィクション(創作された物語)は精神科学と臨床心理学において、どのような役割・居場所があるのか。エンターテインメントによる心のケアは可能なのか。これが著者の探求している「問い」である。この問いに答えるために、筆者は若者の心をケアするエンターテインメントという新しいコンセプトを提唱したい。それが本書のタイトルである「アニメ療法」なのだ。
(「まえがき」より)

目次

まえがき

第1部 「娯楽」と「治癒」としてのアニメーション
第1章 アニメーションの誕生と本質
第2章 日本と西洋のアニメは何が違うのか
第3章 アニメは何のために存在するのか
第4章 アニメは娯楽以外の意味を持つか
第5章 アニメという「表現」の長所

第2部 アニメ療法の基盤となる科学的根拠
第6章 アニメがもたらす様々な効用
第7章 映画療法が示唆する効果
第8章 物語療法が示唆する効果
第9章 認知的説得と感情的説得
第10章 メディアの影響力
第11章 その他の物語療法

第3部 アニメ療法を構築する道のり
第12章 アニメ療法の必要性と立ち位置
第13章 アニメ療法の一般理論
第14章 アニメ療法の臨床的・非臨床的なセッティング
第15章 アニメ療法の実現可能性と今後のステップ

あとがき
参考文献

著者紹介

パントー・フランチェスコ
イタリア、シチリア島出身。ローマのサクロ・クオーレ・カトリック大学医学部卒業。ジェメッリ総合病院を経てイタリアの医師免許を得てから来日し、日本の医師免許を取得。筑波大学大学院博士号取得(医学)。慶應義塾大学病院の精神・神経科教室に入局し、現在は複数の医療機関にて精神科医として臨床している。
文化医学、社会精神医学、人類学に興味を持っており、日本の文化の一つと言えるオタクカルチャーを生かし、世界中の若者のメンタルヘルスを支援するツールの開発を目指す。今後は社会評論、アニメ療法に基づいた娯楽作品(アニメ、ゲーム、漫画など)の開発に注力する予定。

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