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新書|詳細

時を超える美術

トキヲコエルビジュツ
2022年11月16日発売
定価:1,056円(税込み)
ISBN 978-4-334-04638-5
光文社新書
判型:新書判ソフト

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時を超える美術「グローカル・アート」の旅新見隆/著

この本のテーマそのものは、旅ではない。「モダンアート、グローカル・アート」を旅する、だ。(中略) 地域や風土を超えて永久永劫万人の心を打つ名作、名人のグローバルなモダンアートにこそ、その風土の匂いがユニークに実は染みついているものだ、というのが「モノ」に触れ学んできた私の生涯一学芸員としての信条だった。    (「はじめに」より)
ローカル(地域、身近なもの)を大事にしながらグローバル(世界のありかた)につながる――。そんな「グローカル」な精神を宿した美術作品や芸術家を、風土に絡めて語った「芸術風土記」エッセイ。

目次

はじめに ──「古里は遠きにありて」知ったことか!
放浪の味のする絵画、明媚な港町を描いた亀山全吉 ── 尾道
「遊ぶ人間」、シベリアの画家のオモチャ、香月泰男 ── 長門、萩
哀愁のわかる竹工芸、名匠生野祥雲斎 ── 別府、大分
モダンなスピード、菅井汲の「オートルート絵画」 ── 神戸、パリ
古戦場の宇宙庭園、イサム・ノグチの庭 ── 高松
和の総合芸術大学、北大路魯山人 ── 京都
オシャレ野獣派、柳宗理のスプーン ── 東京
北のシュルレアリズム、瀧口修造のデカルコマニー ── 富山
掛井五郎の土俗モダンな彫刻世界 ── 調布、静岡
永遠のモダン青年、染織家・柚木沙弥郎 ── 東京、渋谷
アートビオトープ那須「水庭」、石上純也 ── 栃木、那須
「日本的」モダン、谷口吉生の建築 ── 東京、ニューヨーク
日本に憧れた巨人、フランク・ロイド・ライト ── シカゴ
荒野に禅のオアシスを、シェーカー ── ピッツフィールド、大阪
ジャンク都市を形而上化した変人、コーネル ── ニューヨーク
海の憂鬱、ガウディ ── バルセロナ
白いヴィラとアールトの曲線美 ── フィンランド
格子の幻想、マッキントッシュ ── グラスゴー
カルヴァン派の日本家屋、リートフェルト ── オランダ
装飾好きな「二進法」の家、エロスの裏表 ── ウィーン
おわりに

著者紹介

新見隆(にいみりゅう)
1958年広島県尾道市生まれ。武蔵野美術大学教授。キュレーター、美術史家、美術評論家。慶應義塾大学文学部フランス文学科卒。元西武・セゾン美術館学芸員。元大分県立美術館館長。イサム・ノグチ庭園美術館学芸顧問。アートビオトープ那須キュレーター。パナソニック汐留美術館「ウィーン工房1903-1932 モダニズムの装飾的精神」展(2011年)の企画・監修で西洋美術振興財団賞・学術賞を受賞。著書に『キュレーターの極上芸術案内』『イサム・ノグチ 庭の芸術への旅』(以上、武蔵野美術大学出版局)、『もっと知りたいイサム・ノグチ 生涯と作品』『青春20世紀美術講座 激動の世界史が生んだ冒険をめぐる15のレッスン』(以上、東京美術)などがある。

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