ダイエットヲシタラフトリマス。
2021年7月14日発売
定価:924円(税込み)
ISBN 978-4-334-04553-1
光文社新書
判型:新書判ソフト
ダイエットをしたら太ります。最新医学データが示す不都合な真実
ほとんどの場合、ダイエットは成功しません。どうしたって、ダイエットには「ダイエットすると太る」という、“不都合な真実”があるからです。
過去にダイエットをしたことがある人は、一時的にダイエットに成功しても、やがてリバウンドすることを、経験からご存じでしょう。そして、「リバウンドしたのは意志が弱かったからで、次こそは絶対に成功する!」と決意を新たに、またダイエットにチャレンジします。ところが、やはりうまくいきません。なぜならば、その時体に起こった変化は、ただ体重が増えただけではないからです。ダイエットしたことによって、細胞レベルでの変化、脳レベルでの変化が起こっているのです。(「はじめに」より)
目次
はじめに
第1章 ダイエットしたら、太ってしまった!
第2章 誰も言わなかった、ダイエットの落とし穴!
第3章 ダイエットがダメなら、どうすればいいのか?
著者紹介
永田利彦(ながたとしひこ)
大阪市立大学大学院医学研究科を修了(医学博士)。同科(神経精神医学)准教授、ピッツバーグ大学客員准教授などを経て、2013年になんば・ながたメンタルクリニックを開設。精神科専門医、精神保健指定医、精神保健判定医。Academy for Eating Disorders、Eating Disorder Research Society、日本摂食障害学会(理事長)、日本不安症学会、日本うつ病学会、日本精神科診断学会(いずれも評議員)などの学会に所属。日本摂食障害学会監修・「摂食障害治療ガイドライン」作成委員会編集『摂食障害治療ガイドライン』(2012)の代表編者の一人。摂食障害、不安障害、パーソナリティ障害、気分障害に関する論文、総説多数。