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新書|詳細

誤読のイタリア

ゴドクノイタリア
2021年1月20日発売
定価:880円(税込み)
ISBN 978-4-334-04520-3
光文社新書
判型:新書判ソフト

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誤読のイタリアディエゴ・マルティーナ/著

『誤読のイタリア』が描写する「イタリア人像」には、皆に知られている部分と、まったく知られていない部分のどちらもあると思う。すでに知られているところでは、イタリア人の行動。あまり知られていないところでは、その言動の理由。本書では、イタリア文化の「形」で止まらずに、その「神髄」まで遡って説明しようとした。イタリア人の目を借りると、イタリア人への理解を深められる。そうすることで、「いつものイタリア人」でありながらまったく「新しいイタリア人」像が見えてくるのだろう。
(「まえがき」より)

目次

まえがき――「誤読」の異文化
第1章    誤読のイタリア人
第2章    誤読の人間関係
第3章    誤読の恋愛関係
第4章    誤読の家族
第5章    誤読のイタリア料理
あとがき――「変なイタリア人」と日本

著者紹介

ディエゴ・マルティーナ  Diego Martina  
1986年、イタリア・プーリア州生まれ。日本文学研究家、翻訳家、詩人。ローマ・ラ・サピエンツァ大学東洋研究学部日本学科(日本近現代文学専門)学士課程を卒業後、日本文学を専攻、修士課程を修了。東京外国語大学、東京大学に留学。翻訳家としては谷川俊太郎『二十億光年の孤独』と『minimal』、夏目漱石の俳句集などをイタリア語訳、刊行。詩人としては、日本語で書いた処女詩集『元カノのキスの化け物』(アートダイジェスト)は読売新聞の書評で「2018年の3冊」の一つとして歌手・一青窈に選出される。黒田杏子主宰の「藍生俳句会」会員。

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