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コロナタイサク カッコクリーダータチノツウシンボ
2021年1月20日発売
定価:1,144円(税込み)
ISBN 978-4-334-04516-6
光文社新書
判型:新書判ソフト
コロナ対策 各国リーダーたちの通信簿
コロナ禍であぶりだされたリーダーの素顔
未曽有のパンデミックに世界がのみ込まれて1年が過ぎた。各国は感染抑止のため、軒並みロックダウンを実施。多くの国がこの1年、似たような対策を行ってきた。一方で各国首脳の中には、「ウイルスは去る」と、無根拠な楽観論を振りかざす大統領もいれば、「みなさんに助けてほしいのです」と、市民の連帯を促した首相もいるなど、その言動には大きな違いがあったのではないか。そして、アーダーン首相のスピーチを調査・分析したグラスゴー・カレドニアン大学のデビット・マクガイヤー博士は報告書の中でこう言っている。「コロナのパンデミックで、各国のリーダーの指導力とコミュニケーション力が多いに試されることになった」と――。
目次
プロローグ
第1章 コロナ感染ではがれた「政界の道化師」の仮面
(イギリス ボリス・ジョンソン首相)
第2章 戦争司令官が初めて見せた寄り添う姿
(フランス エマニュエル・マクロン大統領)
第3章 コロナ禍で光る賢母の貫禄
(ドイツ アンゲラ・メルケル首相)
第4章 丁寧な説明を尽くした等身大の臨時首相
(ベルギー ソフィー・ウィルメス副首相)
第5章 専門家ファーストで黒衣に徹した政府トップ
(スウェーデン ステファン・ロベーン首相)
第6章 アンチサイエンスが招いたパンデミック
(アメリカ ドナルド・J・トランプ大統領)
第7章 収束への原動力はSNSによる国民との対話
(ニュージーランド ジャシンダ・アーダーン首相)
エピローグ
著者紹介
栗田路子(くりた みちこ)
ベルギー在住30年。人権、医療、環境などをテーマに発信。
プラド夏樹(ぷらど なつき)
フランス・パリ在住フリージャーナリスト。
田口理穂(たぐち りほ)
ドイツ在住ジャーナリスト、ドイツ法廷通訳・翻訳士。
冨久岡ナヲ(ふくおか なを)
イギリスと日本を筆でつなぐロンドン在住ジャーナリスト。
片瀬ケイ(かたせ けい)
アメリカ・テキサス州在住ジャーナリスト、翻訳者。
クローディアー真理(くろーでぃあー まり)
ニュージーランド在住22年のジャーナリスト。
田中ティナ(たなか てぃな)
スウェーデン・エステルスンド在住18年のフリーライター。