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新書|詳細

文学こそ最高の教養である

ブンガクコソサイコウノキョウヨウデアル
2020年7月16日発売
定価(本体1,400円+税)
ISBN 978-4-334-04482-4
光文社新書
判型:新書判ソフト

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文学こそ最高の教養である駒井稔 + 「光文社古典新訳文庫」編集部/編著

混迷の深まる現代に、何らかの指針を求めつつ、現実世界をひたむきに生きる人々にとって、文学は「即効性のない教養」として、魅力的、かつ有用な存在ではないだろうか。登場人物も作者も、じつは私たちと同じような世界に生きていた「隣人」。とはいえ、古典文学は、なぜかいまだに敷居の高いジャンルと思われていることも事実だ。
新訳シリーズとして人気の「光文社古典新訳文庫」を立ち上げた駒井稔が、その道の専門家である翻訳者たち14人に、初歩的なことから果敢に話を聞いた。肩の力を抜いて扉を開け、名翻訳者たちの語りを聞くうちに、しだいに奥深くまで分け入っていく……。紀伊國屋書店新宿本店で続く大人気イベントを書籍化。イベントのもっとも刺激的で濃厚な部分を再現する。

目次

まえがき

フランス文学の扉   フランス文学への入り口(駒井)
第1夜   プレヴォ『マノン・レスコー』 │ 野崎 歓
第2夜   ロブ = グリエ『消しゴム』 │ 中条省平
第3夜   フローベール『三つの物語』 │ 谷口亜沙子
第4夜   プルースト『失われた時を求めて』 │ 高遠弘美

ドイツ文学の扉
   ドイツ文学への入り口(駒井)
第5夜   トーマス・マン『ヴェネツィアに死す』
『だまされた女/すげかえられた首』 │ 岸 美光
第6夜   ショーペンハウアー『幸福について』 │ 鈴木芳子

英米文学の扉
   英米文学への入り口(駒井)
第7夜   デフォー『ロビンソン・クルーソー』 │ 唐戸信嘉
第8夜   オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』 │ 黒原敏行
第9夜   メルヴィル『書記バートルビー/漂流船』  │ 牧野有通

ロシア文学の扉   ロシア文学への入り口(駒井)
第10夜   ナボコフ『カメラ・オブスクーラ』『絶望』│ 貝澤 哉
第11夜   ドストエフスキー『賭博者』 │ 亀山郁夫

日本文学·アフリカ文学·ギリシア哲学の扉
  
日本文学・アフリカ文学・ギリシア哲学への入り口(駒井)
第12夜   鴨長明『方丈記』 │ 蜂飼 耳
第13夜   アチェベ『崩れゆく絆』│ 粟飯原文子
第14夜   プラトン『ソクラテスの弁明』 │ 納富信留

イベント会場の隅から 宇田川信生
あとがき

著者紹介

駒井 稔(こまいみのる)
1956 年横浜生まれ。慶應義塾大学文学部卒。’79 年光文社入社。広告部勤務を経て、’81 年「週刊宝石」創刊に参加。ニュースから連載物まで、さまざまなジャンルの記事を担当する。’97 年に翻訳編集部に異動。2004 年に編集長。2年の準備期間を経て’06 年9 月に古典新訳文庫を創刊。10年にわたり編集長を務めた。著書に『いま、息をしている言葉で。「光文社古典新訳文庫」誕生秘話』(而立書房)がある。現在、ひとり出版社を設立準備中。

「光文社古典新訳文庫」編集部
2006 年9 月創刊。文学のみならず哲学、社会科学、自然科学を含む古典作品を、現代の読者に読みやすい日本語で新訳として刊行している。

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