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オンシャノシンキジギョウハナゼシッパイスルノカ?
2020年2月19日発売
定価:924円(税込み)
ISBN 978-4-334-04457-2
光文社新書
判型:新書判ソフト
御社の新規事業はなぜ失敗するのか?企業発イノベーションの科学
外部環境が激しく変わり、プロダクトやサービスのライフサイクルがどんどん短命になる現代において「うちの会社には新規事業は必要ない」と断言できる人は、よっぽど環境が恵まれているか、変化に非常に鈍感かのどちらかだ。少なくとも、本書を手に取った人であれば、新たなビジネスを生み出すことの重要性は、すでに感じているのだろう。
それなのに、なかなか一歩を踏み出せない。いざ踏み出すとなっても、及び腰になる――なぜ新規事業には、ネガティブなイメージがつきまとっているのだろうか? そして、なぜ実際、たいていの新規事業はうまくいかないのだろうか?
このような現状を変える方法を本書では明らかにしたい。
結論を先に言ってしまえば、「3階建て組織」を実装できるかだ。 (「はじめに」より抜粋)
目次
はじめに なぜ御社の新規事業は、ことごとく「失敗」するのか?
ステップ0 そもそも御社にはイノベーションが必要なのか?
ステップ1 イノベーションの型を理解する
ステップ2 外部環境の変化を捉える
ステップ3 組織のあるべき未来を構想する
ステップ4 社内リソースを明確にする
ステップ5 イノベーションの土壌を耕す
ステップ6 先進的な組織とは何かを理解する
ステップ7 「3階建て組織」を実装する
ステップ8 イノベーションを会社の文化にする
おわりに 会社は「言葉」で変わる――共通言語としての「3階建て組織」
著者紹介
田所雅之(たどころまさゆき)
1978年生まれ。大学を卒業後、外資系のコンサルティングファームに入社し、経営戦略コンサルティングなどに従事。独立後は、日本でスタートアップ3社、米国でECプラットフォームのスタートアップを起業し、シリコンバレーで活動。帰国後、米国シリコンバレーのベンチャーキャピタルのベンチャーパートナーを務めた。2017年、新たにスタートアップの支援会社を設立。その経験を生かして作成したスライド集『スタートアップサイエンス2017』は全世界で約5万シェアという大きな反響を呼び、スライドを基にした著書『起業の科学 スタートアップサイエンス』(日経BP社)がベストセラーとなっている。