ウレルコウコク ナナツノホウソク
2019年11月20日発売
定価:1,034円(税込み)
ISBN 978-4-334-04442-8
光文社新書
判型:新書判ソフト
売れる広告 7つの法則九州発、テレビ通販が生んだ「勝ちパターン」
「差別化」がマーケティングの常識とされるこの時代に、なぜ通販会社はあえて似たような広告を作るのか。答えはもちろん「そのほうが売れるから」。すなわち、通販広告には勝ちパターンが存在し、制作者側はその勝ちパターンに基づいて広告を制作するのです。そして、そのような勝ちパターンが形成されたのが、九州という土地柄。もともとテレビを利用した通販広告は、地方の企業が中央の大手に勝つための戦略として、九州の一食品事業者から始まったものでした。
本書では、その勝ちパターン=成功のための『鉄板法則』を7つに分け、それがあるのとないのとでどんな差が生まれるのかを明らかにする、という今までにないアプローチでその実態に迫りました。具体的には、法則を盛り込んだ広告とそうでない広告を制作し、両者を調査にかけ、得られたデータを九州の心理学者の監修のもと精緻に分析したのです。
目次
第1章 これが、通販の現場で磨き上げられた、
通販広告の7つの鉄板法則!
鉄板法則1『呼びかけ&問いかけ型導入』
鉄板法則2『小公女型商品説明』
鉄板法則3『煽り型CTA』
鉄板法則4『トリプルリフレイン』
鉄板法則5『答え合わせ型街頭インタビュー』
鉄板法則6『中2でも分かる特徴紹介』
鉄板法則7『感覚刺激型BGM&テロップ』
第2章 7つの法則から導かれる心理モデルで、
ビジネスはもっと拡大する!
著者紹介
香月勝行(かつきまさゆき)
株式会社電通九州ダイレクトマーケティング部所属。クリエーティブ、マーケティングの経験を融合した「結果の出る広告企画」が得意技。
妹尾武治(せのおたけはる)
東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(心理学)。同大学IML特任研究員、日本学術振興会特別研究員(SPD)、ウーロンゴン大学客員研究員等を経て、九州大学芸術工学研究院において准教授。
分部利紘(わけべとしひろ)
東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(心理学)。同大学院医学系研究科、日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、福岡女学院大学講師。