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ブンショウベタナヒトノタメノロンブン・レポートノジュギョウ
2014年5月15日発売
定価:902円(税込み)
ISBN 978-4-334-03800-7
光文社新書
判型:新書判ソフト
文章ベタな人のための論文・レポートの授業
論文やレポートを書くのは主に学生だが、多くの社会人も企画書やプレゼンのレジュメなど文章を書く機会とは無縁ではない。そうした文書は、読み手に内容が誤解されることなく一意的に伝わらなければただのゴミ。学生を含め社会で活躍する人にとって、何らかの成果や提案を文書にまとめるためには、文章で「伝える力」を身につけることが必要不可欠だ。その文章スキルの基本は、すべて論文・レポートの作法に凝縮されている。全9回の講義の中で実際に学生たちが書いた文例を多く取り上げ、どこが良くてどこが悪いのかを具体的に理解しながら、一生モノの「文章力」を徹底的に鍛える。
目次
第1章 論文・レポートとは?
第2章 論文・レポートの「文」のかたち
第3章 論文・レポートの「文」を書く方法
第4章 論文・レポートの「文章」のかたち
第5章 論文・レポートの「文章」を書く方法
第6章 論文・レポートの準備と構成
第7章 論文・レポートの設計と実例
第8章 論文・レポートに使う言葉の選択
第9章 論文・レポートの表記の方法
著者紹介
古郡廷治(ふるごおりていじ)
埼玉県生まれ。1974年、ニューヨーク州立大学大学院博士課程修了(計算機科学)。クリーブランド州立大学助教授、電気通信大学情報工学科教授などを経て、電気通信大学名誉教授。デジタルハリウッド大学客員教授。専門はプログラミング言語、計算言語学、人工知能など。主な著著に、『Pascal入門』(サイエンス社)、『言葉と言語処理』(昭晃堂)、『論文・レポートのまとめ方』(ちくま新書)、『あなたの表現はなぜ伝わらないのか』(中公新書)などがある。