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ホーム > 光文社新書 > 予防接種は「効く」のか?

新書|詳細

予防接種は「効く」のか?

ヨボウセッシュハ「キク」ノカ?
2010年12月16日発売
定価:814円(税込み)
ISBN 978-4-334-03598-3
光文社新書
判型:新書判ソフト

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予防接種は「効く」のか?ワクチン嫌いを考える岩田健太郎/著

「本当に効くのか?」「副作用は?」「自閉症やぜんそくになるのでは」「自然にかかるほうがいいに決まっている」……。予防接種が感染症による死者や後遺症を減らしてきたという功績は、歴史的に明らかなようでいて、未だにワクチンに対する懐疑的な意見はあとをたたない。また、世界的に医療の優れている国・日本だが、こと予防接種となると、なぜか先進国の中でも遅れた状態にある。なぜ、ワクチンは嫌われるのか。開発と副作用による事故をめぐる歴史も振り返りつつ、今の日本の医療政策、メディア、そして医療の受け手側の問題点などを、一つ一つ明らかにしていく。新型インフルエンザ、多剤耐性菌問題、ホメオパシー、ゼロリスクなど、最新のトピックも分析しながら、ワクチン問題の「好き嫌い」と「正邪」の部分を切り離し、読者を新たな視点に導く、新しいワクチン論。

目次

はじめに
1章 ワクチンをめぐる、日本のお寒い現状
2章 ワクチンとは「あいまいな事象」である
3章 感染症とワクチンの日本史――戦後の突貫工事
4章 京都と島根のジフテリア事件――ワクチン禍を振り返る
5章 アメリカにおける「アメリカ的でない」予防接種制度に学ぶ
6章 1976年の豚インフルエンザ――アメリカの手痛い失敗
7章 ポリオ生ワクチン緊急輸入という英断――日本の成功例
8章 「副作用」とは何なのか?
9章 「インフルエンザワクチン」は効かないのか?――前橋レポートを再読する
10章 ワクチン嫌いにつける薬
あとがき 

著者紹介

岩田健太郎(いわたけんたろう)
1971年島根県生まれ。神戸大学大学院医学研究科・微生物感染症学講座感染治療学分野教授。1997年、島根医科大学(現・島根大学)卒業。沖縄県立中部病院、コロンビア大学セントルークス・ルーズベルト病院内科などで研修後、中国で医師として働く。NYで炭疽菌テロ、北京でSARS流行時の臨床を経験。2004年帰国し、亀田総合病院(千葉県)に勤務。感染症内科部長、同総合診療・感染症科部長を歴任し、現職。著書に『バイオテロと医師たち』(最上丈二・ペンネーム、集英社新書)、『感染症外来の事件簿』(医学書院)、『感染症は実在しない』(北大路書房)、『麻疹が流行する国で新型インフルエンザは防げるのか』(亜紀書房)など、多数。

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