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新書|詳細

漢文の素養

カンブンノソヨウ
2006年2月16日発売
定価(本体720円+税)
ISBN 978-4-334-03342-2
光文社新書
判型:新書判ソフト

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漢文の素養誰が日本文化をつくったのか?加藤徹/著

もしも漢文がなかったら…
古代、飛鳥から現代まで教養の変遷をひもとく

かつて漢文は、東アジアのエスペラントであり、日本人の教養の大動脈であった。
古代からの日本の歴史を「漢字」「漢文」からひもとくことで、日本人が何を思い、どんな試みの果てに、この国が築かれてきたのかが明らかになってくる。
日本人にとってまだ漢文が身近だったころ、漢文の力は政治・外交にどのように利用されたのか?
――日本の発展の原動力となり、その文化・政治力を支えた「漢文の素養」をもう一度見直し、日本文化の豊かな可能性を提言する。

目次

はじめに
漢文の素養/高位言語だった漢文/国民国家と国語/日本文明を見すえる

第一章 卑弥呼は漢字が書けたのか
幸か不幸か/ヤマト民族の世界観/三千年以上前の対中関係/古代文明と文字/日本最古の漢字/漢字はファッションだった/卑弥呼は漢字が書けたか/倭も卑字/言霊思想が漢字を阻んだ/仁徳天皇陵の謎

第二章 日本漢文の誕生
七支刀の時代/王仁と『千字文』/日本漢文の誕生/倭の五王の漢文/日本漢文の政治性/仏教伝来/漢字文化の夜明け/日出ずる処の天子/天皇号の発明/聖徳太子はどのように漢文を読んだか/日本語表記への苦心/訓点の登場/漢文訓読の功罪

第三章 日本文明ができるまで
藤原鎌足と漢文塾/元号制定/「日本」の誕生/習字の木簡/日本最初の漢詩/藤原京の失敗/「日本」承認への努力/「日本」の承認/地名の二字化/日本文明の自覚/『古事記』と『日本書紀』/『日本書紀』の特長/古代朝鮮語と『日本書紀』/漢詩集『懐風藻』と漢風諡号

第四章 漢文の黄金時代
千の袈裟/「宣教師」ではなかった鑑真/三人の留学生/命がけだった遣唐使/呉音と漢音/漢字音の複数化は奈良時代から/孫子の兵法/遣唐使の終わり/平安時代の漢文の試験/宋の皇帝が羨んだ天皇制/清少納言と紫式部/源義家と孫子の兵法

第五章 中世の漢詩文
中世の漢詩文と僧侶階級/日蓮の漢文/フビライの国書/後醍醐天皇と児島高徳/洪武帝と日本人/絶海と洪武帝/室町時代の漢詩/戦国武将と漢詩

第六章 江戸の漢文ブームと近現代
徳川家康が利用した「漢文の力」/江戸時代の漢文ブーム/思想戦としての元禄赤穂事件/四十七士を詠んだ漢詩/朝鮮漢文と日本/漢籍出版における日本の優位性/武士と漢詩文/農民も漢文を学んだ/日本漢語と中国/幕末・明治の知識人/日本語の標準となった漢文訓読調/漢文が衰退した大正時代/漢文レベルのさらなる低下と敗戦/漢文訓読調の終焉/昭和・平成の漢文的教養

おわりに
いまこそ漢文的素養を見直そう/漢字漢文はコメのようなもの/インターネット時代の理想の漢文教科書/生産財としての教養/中流実務階級と漢文の衰退/数冊の本

あとがき

著者紹介

著者:加藤徹(かとうとおる)
一九六三年東京都生まれ。東京大学文学部中国語中国文学科卒業、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。一九九〇?九一年、中国政府奨学金高級進修生として北京大学中文系に留学。広島大学総合科学部専任講師を経て、現在、同助教授。専攻、中国文学。『京劇』(中公叢書)で第二十四回サントリー学芸賞(芸術・文学部門)受賞。他の著書に、『漢文力』(中央公論新社)、『西太后』(中公新書)などがある。

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