2008年6月号 目次
◆◆ 伝説のシリーズ再始動!! ◆◆
12年のときを超え、あの三人が帰ってきた――
浅田次郎『きんぴかルネッサンス』
◆◆ 特集 大人のための恋愛小説 ◆◆
勝目梓『桜貝』
連城三紀彦『紫の車』
中場利一『ちぎれたボタン』
不知火京介『いけずな距離』
新津きよみ『星の見える家』
樋口直哉『最初の記憶』
大道珠貴『誰かさん』
宮木あや子『模型だらけの俺んち』
宇江佐真理『振り向かないで』
岩井三四二『修理亮の本懐』
◆◆ 大人気シリーズ ◆◆
あさのあつこ『海石榴の道』
今は女より商いに溺れる時。今夜で終わりに…
西條奈加『猫神さま』
稲荷のわきで雨にぬれていた女の子。仔細がありそうだが
井上荒野『名前のない猫』
吉田さんの家の猫は、呼んでも出てこない
川上健一『全日本スキップ同好協会』
夢のゴルフコースを訪れた定年間近の四人組が…
◆◆ 新連載 ◆◆
平山夢明『蛇両断』
その屋敷はほぼ直線にただ延びていた――
|||||||||| 第2回小説宝石新人賞発表 ||||||||||
受賞作品 中島要『素見(ひやかし)』
大型新人が描く、吉原に堕ちた女の生きる道
受賞のことば
最終選考対談 奥田英朗×角田光代
◆◆ スーパーフィクション ◆◆
穂村弘『会社で、めまい』
森見登美彦『美女と竹林(最終回)』
◆◆ グラビア ◆◆
小説家という情景 服部真澄
第2回小説宝石新人賞贈呈式
◆◆ 最強連載陣 ◆◆
伊集院静『志賀越みち』
藤田宜永『ガラスの告白』
谷村志穂『スノーホワイト(最終回)』
笹本稜平『素行調査官』
新堂冬樹『君が悪い』
山本一力『つばき』
花村萬月『私の庭』
夢枕獏『獅子の門 人狼編』
赤川次郎『三毛猫ホームズの十字路』
◆◆ 読みごたえエッセイ ◆◆
佐野洋子『死ぬ気まんまん』
嵐山光三郎『新廃線紀行・国鉄佐賀線』
佐藤優『酒を飲まなきゃ始まらない』
檜山良昭『日本史人物再検証・水野忠邦』
林壮一『マイノリティーたちのアメリカ大統領選挙』
須田慎一郎『空港から見た風景・香港国際空港』
酒井順子『日本観光ガイド』
しりあがり寿『川下り 双子のオヤジ』
◆◆ ブックガイド ◆◆
亀和田武の著者に会ってきました 小松左京
新刊ブックガイド
◆◆ エンタテインメント ◆◆
『シネマニアック雑ネタノート』西岡りき
『「オトーさん」という男』益田ミリ
『食べても太れません』森いずみ
※梁石日氏の「明日の風」、姫野カオルコ氏の連載は著者の都合により、休載いたします。