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文庫|詳細

レーニン

レーニン
2007年3月13日発売
定価:1,298円(税込み)
ISBN 978-4-334-75125-8
古典新訳文庫
判型:文庫判ソフト

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レーニントロツキー/著 森田成也/訳

文学者トロツキーによって生き生きと描き出されたレーニンは、
子犬のように転げ回って笑い、獅子のように怒りに燃えて咆哮する。
生きたレーニンを活写する20世紀最高のドキュメント!
………中沢新一


「巨人の全貌を映し出すには、巨大な鏡が必要」であり、その鏡となりうる唯一の人物だったトロツキー自身が、熱い共感と冷静な観察眼で鮮やかに描き出した「人間レーニン」。

内容 当事者だけが遺しえた回想
レーニンの死の直後、本書の主要部分はスターリンによる迫害の予感のなかで書かれた。「ソ連共産党とソ連全体が全体主義の悪夢に飲み込まれてしまう」直前だからこそ「等身大」に描きえた、まさに珠玉の回想録である。ロシア語原典からの初めての翻訳。

■『レーニン』主要な登場人物
レーニン(ウラジーミル・イリイチ)……旧『イスクラ』編集部の一人で「若手派」の一人。後にボリシェヴィキの指導者に。十月革命後、最初の人民委員会の議長。
クルプスカヤ(ナデージダ・コンスタンチノヴナ)……レーニンの妻。
アクセリロート(パーヴェル・ボリソヴィチ)……旧『イスクラ』編集部の一人で「古参派」の一人。後にメンシェヴィキ。
ザスーリチ(ヴェーラ・イワノヴナ)……旧『イスクラ』編集部の一人で「古参派」の一人。女性革命家でペテルブルク総督のトレポフを狙撃したことがある。後にメンシェヴィキ。
ストルーヴェ……元マルクス主義者で、その後、ブルジョア自由主義者となる。
プレハーノフ(ゲオルギー・ヴァレンチノヴィチ)……旧『イスクラ』編集部の一人。ロシア・マルクス主義の父。「労働解放団」創始者の一人。党分裂直後はボリシェヴィキ、すぐにメンシェヴィキに。
ポトレソフ……旧『イスクラ』編集部の一人で「若手派」の一人。後にメンシェヴィキ。
マルトフ(ユーリー)……旧『イスクラ』編集部の一人で「若手派」の一人。後にメンシェヴィキの指導者に。
カーメネフ……古参ボリシェヴィキ。ジノヴィエフと並んでレーニンの右腕的存在。
ケレンスキー……トルドヴィキ(勤労者党)、エスエル。二月革命後の臨時政府で大臣を歴任し、七月事件後に首相となる。
コルニーロフ……帝政ロシアの将軍。一九一七年八月に臨時政府打倒を目指す反乱(コルニーロフの反乱)を起こすが、あっさりと鎮圧される。
スヴェルドロフ……古参ボリシェヴィキ。十月革命後にソヴィエト中央執行委員会議長に。
ツェレテリ……メンシェヴィキの指導者。二月革命後、ペトログラード・ソヴィエト議長。第一回全露ソヴィエト大会で中央執行委員会議長に。

著者紹介

著者:レフ・トロツキー [1879-1940]
ロシアの革命家、第4インターナショナルの創設者。南ウクライナの自営農の家に生まれ、10代の頃より革命運動に従事。最初の逮捕と亡命後にレーニンらの『イスクラ』に寄稿。1905年革命で指導的役割を果たした。1917年革命の際にはレーニンと密接に協力して10月革命を指導。レーニンの政治的離脱後、官僚主義の克服と工業化を訴えるがスターリン派によって弾圧される。1929年に国外追放。1940年8月、スターリンの刺客にピッケルで頭を打ちぬかれて死亡。著書に『総括と展望』『レーニン死後の第3インターナショナル』『ロシア革命史』『わが生涯』など多数。

訳者:森田成也
1965年生まれ。大学非常勤講師。主な著書、『資本主義と性差別』。訳書は『多数派の専制』(ラニ・グイニア)、『わが生涯(上)』(トロツキー)など多数。

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