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感染症としての文学と哲学

カンセンショウトシテノブンガクトテツガク
2022年2月17日発売
定価:1,166円(税込み)
ISBN 978-4-334-04591-3
光文社新書
判型:新書判ソフト

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感染症としての文学と哲学福嶋亮大/著

余分な装飾を排したカミュの記述は、日付をもたないパンデミックの特性を実によく捉えています。パンデミックはほとんど前例のないほど急激なスピードで社会を変化させる一方、その終わりの予測不可能ゆえに、時間を膠着させるものです。疫病の恐怖は、あれよあれよという間に加速していく時間だけではなく、いつ終わるともしれない単調で平凡でけだるい時間をも作り出します。パンデミックの占領下では、時間はあまりに早く過ぎ去り、かつあまりに遅く進むのです。
(「序章 パンデミックには日付がない」より)

目次

序章 パンデミックには日付がない
第一章 治癒・宗教・健康
第二章 哲学における病
第三章 疫病と世界文学
第四章 文学は医学をいかに描いたか
終章 ソラリスとしての新型コロナウイルス
あとがき

著者紹介

福嶋亮大(ふくしまりょうた)
1981年、京都府生まれ。文芸批評家。立教大学文学部准教授。京都大学文学部中国文学科卒業。文学博士。2014年、『復興文化論 日本的創造の系譜』(青土社)でサントリー学芸賞受賞。2017年、『厄介な遺産 日本近代文学と演劇的想像力』(青土社)でやまなし文学賞受賞。2019年、早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。近著に『らせん状想像力 平成デモクラシー』(新潮社)、『ハロー、ユーラシア 21世紀「中華」圏の政治思想』(講談社)。

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