サカナハエロイ
2016年8月17日発売
定価:858円(税込み)
ISBN 978-4-334-03938-7
光文社新書
判型:新書判ソフト
<オールカラー版>魚はエロい
どうしてこんなにエロいのか? 海のエロしぐさに迫る
集団でいちゃいちゃするゴンズイ、まったり求愛するウツボ、生殖器を「2本」持ち噛み付き交尾を行うサメ、口の中での子育てをするテンジクダイ、カワハギのイってしまう産卵、性転換するクマノミ……こうした海で暮らす生き物たちの姿は、われわれ人間に種を越えた「生きるとは何か?」という素朴な問いを訴えかけてくる。
魚の生態行動の面白さに虜になった水中カメラマンの著者が、四半世紀以上にわたって垣間見てきた、海の生き物たちが織り成す豊穣な世界を大放出!
目次
第1章 魚の交尾
第2章 魚の求愛
第3章 魚の生理
第4章 魚の生態
第5章 海の生き物
著者紹介
瓜生知史(うりゅうとものぶ)
1960年、東京都葛飾区亀有生まれ。東海大学海洋学部卒。伊豆海洋公園ダイビングセンターで益田一に師事、『日本産魚類生態大図鑑』など多くの図鑑を編集、取材協力。1990年に独立しダイビングサービス、マリンライフナビゲーションを経営、写真では魚の行動がうまく伝えられないので1998年よりビデオ撮影を始め保有素材は400時間に及ぶ。現在も魚の生態行動を撮影しながらにんまりしている。著書に『生態観察ガイド 伊豆の海水魚』(海游舎)、DVD『魚の生態図鑑』(協和設計事務所)がある。