• ホーム
  • サイトマップ
  • 会社案内
  • 採用情報
  • 著作物利用

詳細検索

ホーム > 光文社新書 > 間違いだらけの少年サッカー

新書|詳細

間違いだらけの少年サッカー

マチガイダラケノショウネンサッカー
2015年10月15日発売
定価:858円(税込み)
ISBN 978-4-334-03885-4
光文社新書
判型:新書判ソフト

オンライン購入

ご購入について

ご意見・ご感想を送る

好評おすすめ本 -同じシリーズから-

間違いだらけの少年サッカー残念な指導者と親が未来を潰す林壮一/著

我が国のスポーツ界、とりわけ学校の部活は、プレーをする喜びよりも忍耐力を養わせ「その精神力があれば、社会人になっても十分通用する」と、アスリートを教育して来た。専門的な競技経験のない教師が顧問を務める場合、テクニックは教えられないから、人間教育にシフトするしかなかったのか。その際、若い選手たちは、教師、監督の言葉への服従を求められた。これこそが日本社会だ。
その結果「指示待ちっ子」ばかりが生まれることになった。日々の生活の中で、教師から「○○やりなさい」「××しなければダメだ」と教育され続けた日本人が、ピッチの上だけで主体性を発揮するのは困難である。強い「個」が育つことなど、例外でしかない。

目次

はじめに
プロローグ――少年サッカーの指導現場

第1章 本田圭佑選手のサッカースクール
――子供たちを吹っ飛ばせ                    
第2章 ボルシア・ドルトムントのサッカースクール
――「ダメ」と言わない指導                   
第3章 ACミランの少年育成
――「最も肝心なのはメンタルです」               
第4章 インテルの少年育成
――「一つひとつのプレーに気持ちの強さを見せてもらわないと、
      プロの世界では生き残れません」                
第5章 サッカーの街・埼玉県旧浦和市
――「選手を見極めることが指導者として一番大事」        
第6章 埼玉県・ロクFC
――「私たちの仕事は上に行って伸びてくれる選手を育てること」
第7章 サッカー処・静岡県旧清水市
――「黄金期ができた理由は育成」               
第8章 清水東高OBが語る故郷の強さ
――「自身の足りない部分を補うよう一所懸命やることが肝心」
第9章 東京ヴェルディの少年育成
――「サッカーへの情熱を消さないように、技術を身に付けさせたい」
第10章 アルゼンチン出身の指導者が見た日本
――「子供が笑顔になれないサッカースクールが多い」
第11章 イングランド人が見るJリーグ
――「日本の子供たちは練習のし過ぎ」             
最終章 3人の子供を全てプロサッカー選手に育てた父親
――「短所を消せないと、長所も伸びない」           
エピローグ――「指示待ちっ子」ばかりが生まれる構造

著者紹介

林壮一(はやしそういち)
1969年埼玉県生まれ。ジュニアライト級でボクシングのプロテストに合格するも、左肘のケガで挫折。週刊誌記者を経てノンフィクションライターに。96年に渡米し、アメリカの公立高校で教壇に立つなど教育者としても活動。2010年帰国。14年、東京大学大学院情報学環教育部修了。著書に『マイノリティーの拳』(新潮文庫)、『アメリカ下層教育現場』『体験ルポ アメリカ問題児再生教室』(以上、光文社新書)、『神様のリング』『進め! サムライブルー』(以上、講談社)などがある。

新書

本の検索

売行きランキング一覧

  • 光文社新書メールマガジン

Page Top


株式会社 光文社