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ケイシチョウソウサイッカチョウノ「ヒトヲミヌク」ゴクイ
2014年5月15日発売
定価:836円(税込み)
ISBN 978-4-334-03799-4
光文社新書
判型:新書判ソフト
警視庁捜査一課長の「人を見抜く」極意
41年にわたる警察官生活で培ってきた「目」
本書では、私が捜査一課長時代に関わったものに加え、41年にわたる警察官生活の中で担当した事件などを通して、人や物事をどう観察してきたか、その観察を通して、どのように刑事のカンを養ってきたかということを中心に述べていきたいと思います。 それに加えて、犯罪者になるのはどのような人間か、人が罪を犯したらどのような行動をとるのか、どうすれば犯罪者に自らの罪を認めさせることができるのか、といったことを経験に即して炙りだしていきます。
目次
序章 捜査一課長の仕事
第1章 ウソを見抜く極意
第2章 真実を聞き出す極意
第3章 怪しい者を見抜く極意
第4章 人間の本性を見抜く極意
第5章 遺体から真実を見抜く極意
第6章 凶悪犯を見抜く極意
解説――久保正行氏と著書への思い 清永賢二
著者紹介
久保正行(くぼまさゆき)
第62代警視庁捜査第一課長。1949年北海道生まれ。67年、北海道十勝支庁・新得町から上京。駒澤大学卒。71年、警視庁刑事に。74年に捜査第一課に異動、以後警視正までの全階級で捜査第一課に在籍。鑑識課検視官、機動捜査隊隊長ほか、田園調布署長、渋谷署長などを経て、2008年2月、警視庁第七方面本部長を最後に勇退。現在、日本航空株式会社勤務。警視庁シニア・アドバイザー、警察対策学会員、新得町観光大使。著書に『君は一流の刑事になれ』(東京法令出版、現在は新潮文庫『現着 元捜一課長が語る捜査のすべて』)がある