マナビデソシキハセイチョウスル
2006年1月17日発売
定価:770円(税込み)
ISBN 978-4-334-03339-2
光文社新書
判型:新書判ソフト
「学び」で組織は成長する
上司が学ばない、部下が学べない――
そんな組織を変える!
日本におけるほとんどの組織では「学び」が不在であるために、様々な問題が引き起こされている。従来の学びといえば、ただ講師の話を聞かされる「やらされるだけ」「役に立たない」「楽しくない」「身につかない」研修のみ。なぜ、いままでは学ぶことができていなかったのか?
どうすれば、組織のなかに効率的で「成長できる」学びを生み出すことができるのだろうか?
本書では、企業、行政、学校、NPOなど、あらゆる組織で使える学び方、二十二例を詳しく解説。
これまでの研修のイメージが変わり、自分と自分の組織に合った学び方が必ず見つかる。
■先生のいない学び方を知っていますか?
ジャーナル/シャドーイング/インタビュー/自己開発計画/読書/サバティカル/メールの交換/相互コーチング/メンタリング/ジョブ・シェアリング/週刊ジャーナル/アクション・ラーニング/チーム改善計画/メーリングリスト/アクション・リサーチ/会議/変化の担い手の養成/哲学クラブ/お役立ち情報紙(ニュースレター)/ワークショップ/オフサイト・ミーティング/他社訪問
目次
はじめに
プロローグ
第一章 一人でできる学び――自分の可能性を広げる
第二章 二人でできる学び――信頼できる相手と学び合う
第三章 チームでできる学び――プロジェクトの成功に結びつける
第四章 組織レベルの学び――組織に「学びのサイクル」を植えつける
第五章 学びのリーダーに求められること
著者紹介
著者:吉田新一郎(よしだしんいちろう)
茨城県生まれ。一九七六年、マサチューセッツ工科大学都市計画学部卒業。七九年、カリフォルニア大学大学院修士課程(都市・地域計画)修了。長年、自治体や企業を対象にしたコンサルティング活動に携わるかたわら、NGOの普及・啓発のための活動をおこなう。八九年、国際理解教育センター設立。現在、ラーンズケイプ代表。著書に、『会議の技法』『いい学校の選び方』(以上、中公新書)、『校長先生という仕事』(平凡社新書)、訳書に『「考える力」はこうしてつける』(新評論)、『最高のプレゼンテーション』(PHPビジネス選書)などがある。