ワタシニフレタゾウタチ
2017年10月31日発売
定価：1,650円（税込み）
ISBN 978-4-334-97959-1
ノンフィクション、学芸
判型：A5判ソフト

私に触れたぞうたち坂本小百合/著

ぞうの国内最多飼育数を誇る「市原ぞうの国」の園長が書き下ろす、28頭のぞうさんたちとの出会いと別れ。著者がぞうさんとともに歩んできた34年間を、「市原ぞうの国」ならではの豊富な写真とエッセイで振り返ります。

目次

第一章 　夢のはじまり
ミッキー　 運命の出会いと調教／ライティ／ミニスター／ライティの死／ランディ／日本人調教師とぞう使い／洋子／ゾウが死を察知する能力
第二章　国内繁殖への挑戦
リョウ／ソンポーンとユキ／ストーミー／捨てゾウ「はま」／繁殖計画失敗／サンディ／ゾウの墓場伝説／チンタラ、ノーラメ、アーシャー、ダヤー
第三章　ゾウの楽園
テリー、プーリー、マミー／勝浦の土地を買う／キヌ子／アキ子、キク子
第四章　繁殖成功、そして未来へ
「勝浦ぞうの楽園」オープン／動物の分類について／ゆめ花／子別れ／りり香／ズゼ／ゾウの会話／結希／マミーとソラ／アーシャーとラージャ元気／直接飼育、間接飼育、準間接飼育
あとがきにかえて　
私のパートナー・チー　

著者紹介

坂本小百合（さかもと・さゆり）
1949年、神奈川県生まれ。「勝浦ぞうの楽園」「市原ぞうの国」｢サユリワールド｣園長。アメリカ人の父と日本人の母を持ち、高校卒業後、「明石リタ」としてファッションモデルに。29歳の時に再婚、動物プロダクションの経営を始める。日産マーチのCMのデブ猫アサシオや「オレたちひょうきん族」の牛の吉田君等、数々のスター動物を誕生させた。’89年にぞうに乗れる動物園「山小川ファーム動物クラブ」（現・市原ぞうの国）を開園した。