ナゼカンサイノローカルダイガク「キンダイ」ガ、シガンシャスウニホンイチニナッタノカ
2014年11月25日発売
定価：1,430円（税込み）
ISBN 978-4-334-97802-0
ノンフィクション、学芸
判型：四六判ソフト

なぜ関西のローカル大学「近大」が、志願者数日本一になったのか山下柚実/著

18歳人口が2018年から減少に転じる、いわゆる「2018年問題」。来るべく少子高齢化社会に、近大はどんな対応策を練っているのだろうか？
「世界初のマグロの完全養殖」と「志願者数日本一」という二つの快挙を成し遂げた裏側には、周到な準備と徹底した改革があった――
ビジネスのヒントがたくさん詰まった著者渾身のノンフィクション！

目次

第1章　志願者数トップの理由
第2章　近大マグロを誕生させた大学力
第3章　教育と経営が共存する秘訣
第4章　若者の心をつかむ情報発信力
第5章　近大が日本一へと躍進した原点

著者紹介

山下柚実（やましたゆみ）
作家・コラムニスト／五感生活研究所代表
東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。身体と社会との関わりに関心を持ち、「五感」を中心テーマに据えて取材を重ねてきた。月刊誌連載、新聞エッセイ、ネットコラムなど数多く手がける。第一回小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞。著書に『<五感>再生へ』（岩波書店）、『都市の遺伝子』（NTT出版）、『給食の味はなぜ懐かしいのか？』（中公新書ラクレ）、『「五感力」を育てる』（中公新書ラクレ・共著）、『年中行事を五感で味わう』（岩波ジュニア新書）、『日経トレンディ ヒット商品航海記』（日本経済新聞出版社・共著）他多数。江戸川区景観審議委員、元環境省・感覚環境のまちづくり検討会委員。