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ヘイセイトロックトヨシダケンノベンメイ
2022年7月21日発売
定価:1,540円(税込み)
ISBN 978-4-334-95315-7
ノンフィクション、学芸
判型:四六判ソフト
平成とロックと吉田建の弁明
斎藤「ベースってどんなパートなんですか?」
吉田「ええと、そうね、恋人とキスする時の、心拍を刻む役割かな。」
斎藤「あ、あまりに素人な質問すぎて、僕、からかわれてます?」
吉田「いや、真面目にそう思うのよ。ドキドキ感と、甘酸っぱさってのは、リズムとメロディのことね。ベーシストとはこの接点にいる人のことなのよ。」
著者紹介
吉田建(よしだけん)
1949年東京生まれ。ベーシスト、音楽プロデューサー。早稲田大学商学部卒業後、長谷川きよしに見出され、プロとして活動開始。浅川マキ、沢田研二、泉谷しげるのバックバンドなどで活躍。80年代後半以降、氷室京介、吉川晃司、ウルフルズなどのプロデューサーも務める。「三宅裕司のいかすバンド天国(イカ天)」「LOVE LOVEあいしてる」「新堂本兄弟」などテレビ出演も多数。
斎藤由多加(さいとうゆたか)
1962年東京生まれ。ゲームクリエーター。オープンブック株式会社社長。シーマン人工知能研究所所長。早稲田大学理工学部卒業後、リクルートに入社。退職後、起業し、ゲーム「ザ・タワー」が世界中で大ヒット。その後「シーマン ~禁断のペット~」をドリームキャスト向けに発売、社会現象となるヒットを記録した。日経BP社ベンチャー・オブ・ザ・イヤー最優秀若手経営者部門賞、文化庁メディア芸術祭デジタルアート(インタラクティブ)部門優秀賞など受賞多数。主な著書に『指名される技術』(共著、ゴマブックス)、アップルジャパンを舞台にしたノンフィクション『林檎の樹の下で(上・下)』(光文社)がある。