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ソネザキシンジュウ
2020年6月24日発売
定価:1,540円(税込み)
ISBN 978-4-334-95178-8
ノンフィクション、学芸
判型:四六判ソフト
小説で読む名作戯曲曽根崎心中
元禄時代、難波の街。物心ついたころから、廓という特殊な世界で生きてきたお初。醤油屋の手代・徳兵衛に惹かれ、愛し合うものの、途絶えた二人の未来。向かった先は、曽根崎の森だった。
華やぎと活気、そして死を縁取る闇。騙り、憎しみ、絶望、そして愛。
すべてを呑み込む大坂の街で、「恋の手本」となった二人の物語。
元禄文化を代表する近松作品の最高傑作を、気鋭の歴史小説化が描く。
目次
一 観音廻り
二 出茶屋
三 徳兵衛の憂き苦労
四 蓮池
五 下屋へ忍ぶ
六 足問答
七 死出立
八 朝屋
九 道行
十 曽根崎