ホーム > 書籍 > フィクション、文芸 > 冥福──日々のオバケ
メイフク──ヒビノオバケ
2015年3月17日発売
定価:1,870円(税込み)
ISBN 978-4-334-92999-2
フィクション、文芸
判型:四六判ソフト
冥福──日々のオバケ
コワいけど、コワくなかった!あなたの隣にいるかもしれない、やさしいオバケ(?)のお話、集めました。
毛嫌いしていた父が死んで四年。人生に疲れ果てた私が、かつての自宅で見つけたのは――「チチとクズの国」
高校の美術部の部室にいた駿のもとを、クラスの人気者の慶太が訪れるが――「夏休みを終わらせない方法」
大雨の日、自分の不注意でいなくなってしまった孫娘を思うあまりに、祖父が取った行動は――「草葉の陰」
小さいころから動物の霊が見えていたぼくの飼猫・プリン。こいつが――「プリンとペットショップボーイ」
憧れの莉子さんを追いかけるうちに……取り返しがつかないというのは切ないもので――「オバケ親方」
子供のころ、とても仲良くしていたタカコ叔母さんが、突然法事の日に現れて――「タカコさんのこと」
笑いあり、涙あり! 日々のオバケの活躍(?)をステキに可愛らしく、生き生きと(死んでますけど)描く珠玉の短編集