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地下室の手記

チカシツノシュキ
2007年5月10日発売
定価:660円(税込み)
ISBN 978-4-334-75129-6
古典新訳文庫
判型:文庫判ソフト

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地下室の手記ドストエフスキー/著 安岡治子/訳

苦痛は快楽である
“自意識”の中で世界を嗤う男

世間から社会的存在であることを否定された男は、「地下室」という、永遠の自意識の中に閉じ込もる。後の5大長編へとつながる重要作品であり、著者の思想が反映された主人公の苦悩をリアルに描いた決定訳!

物語 ひきこもる“俺”
世間から軽蔑され虫けらのように扱われた男は、自分を笑った世間を笑い返すため、自意識という「地下室」に潜る。世の中を怒り、憎み、攻撃し、そして後悔の念からもがき苦しむ、中年の元小官吏のモノローグ。
終わりのない絶望と戦う人間の姿が、ここにある。

著者紹介

フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー [1821-1881]
ロシア帝政末期の作家。60年の生涯のうちに、以下のような巨大な作品群を残した。『貧しき人々』『死の家の記録』『虐げられた人々』『罪と罰』『白痴』『悪霊』『未成年』『カラマーゾフの兄弟』そして『地下室の手記』。ニヒリズム、無神論との葛藤を経て、キリストを理想とした全一的世界観の獲得に至る。日本を含む世界の文学に、空前絶後の影響を与えた。

[訳者]安岡治子
1956年生まれ。東京大学大学院准教授。主な訳書に『マリヤのための金』『マチョーラとの別れ』(ラスプーチン)、『酔どれ列車、モスクワ発ペトゥシキ行』(エロフェーエフ)、『デルス・ウザラ』(アルセニエフ)。共訳に『フョードロフ伝』(セミョーノヴァ)、『チェゲムのサンドロおじさん』(イスカンデル)。共著に『新版 ロシア文学案内』、『岩波講座 文学8・超越性の文学』などがある。

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