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新書|詳細

保健所の「コロナ戦記」 TOKYO2020-2021

ホケンジョノ「コロナセンキ」 トウキョウ2020-2021
2021年12月15日発売
定価:1,210円(税込み)
ISBN 978-4-334-04578-4
光文社新書
判型:新書判ソフト

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保健所の「コロナ戦記」 TOKYO2020-2021関なおみ/著

2020年1月23日深夜から、東京は戦争状態に突入した。そしてその2020年から21年にかけて、保健所と東京都庁の感染症対策部門の課長として新型コロナ対策の第一線に立ち、指揮を執り続けた公衆衛生医師がいた。ミッションはただ一つ、つぶれないこと。戦場にたとえていうならば、とにかく生き延びることである。
本書は、メモ魔・手紙魔で、日記を書かないと眠れず、読むことより書くことに依存している「活字中毒者」である公衆衛生医師が、未曽有の事態の中で経験したことを、後世に伝えるためにつぶさに記録したものである。
巻末では、新型コロナ発生時から医療の最前線で闘う大曲貴夫医師(国立国際医療研究センター、東京都医療アドバイザー)との特別対談も収録。

目次

はじめに――ミッション・インポッシブル(もしくは、闘う公衆衛生医師)――

プロローグ 1月23日深夜から東京は戦争状態に突入した

第1章 第1波 2020年1月から6月まで
1月 人手不足にまつわるエトセトラ
2月 あなたは検査の対象ではありません
3月 病院が見つかりません!
4月 宿泊療養始めます
5月 おまえの区では何人患者が出てるんだ!
6月 何を根拠に?

第2章 第2波 7月から11月まで
7月 「夜の街」って何だ
8月 COCOAなんて大嫌い
9月 インフルエンザとの同時流行を踏まえた対応
10月 住民接種、本当にやるんですか?
11月 言葉が通じません……

第3章 第3波 12月から2021年3月まで
12月 どうか課長を眠らせてあげてください……
1月 縮小ではありません!
2月 嘘をついたら30万円、病院から逃げたら50万円
3月 そして誰もいなくなった

第4章 第4波・第5波 4月から現在
4月 天国に違いない
5月 常識的に考えて……
6月 検証してみた。
7月 開催までの短距離走
8月 最後の聖戦
9月 トンネルの向こう側

最終章 残された課題
1.現実的な課題
2.より大きい視野で検討すべき課題
3.結局はマネジメント――都レベルでの課題
4.古くて新しい保健所のこれから

巻末特別対談
「病院から見たコロナ、保健所から見たコロナ」
大曲貴夫(国立国際医療研究センター病院)×関なおみ

あとがき――叶えられた祈り――

著者紹介

関なおみ(せきなおみ)
1972年神奈川県生まれ。東京女子医科大学卒。英国リバプール大学熱帯医学大学院にて熱帯医学修士、ロンドン大学衛生熱帯医学大学院にて疫学修士、順天堂大学医学部・大学院医学研究科(公衆衛生学)にて医学博士。順天堂大学医学部小児外科学講座非常勤助教。国立感染症研究所昆虫医科学部協力研究員。現在、特別区の保健所に課長級の公衆衛生医師として勤務。いつ終わるともしれないコロナとの闘いの日々に今も晒されている。著書に『時間の止まった家――「要介護」の現場から』(光文社新書)、共著に『研修医って何だ?』(ゆみる出版)、『疥癬はこわくない』(医学書院)などがある。

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