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物理学者、SF映画にハマる

ブツリガクシャ、エスエフエイガニハマル
2021年10月20日発売
定価:858円(税込み)
ISBN 978-4-334-04571-5
光文社新書
判型:新書判ソフト

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物理学者、SF映画にハマる「時間」と「宇宙」を巡る考察高水裕一/著

「SF=人間の想像力」が持つ可能性
映画『スター・ウォーズ』では、太陽が2つあるタトゥイーンという惑星が登場します。現在の天文学では、このように太陽が複数ある天体があるという事実は知られていますが、もちろん映画製作の当時は知られていません。つまり、人間の想像力というのは実に壮大で、ときに映画で描かれている世界が現実の科学世界のなかで発見されるようなケースもあるのです。映画だから、フィクションだからといって切り離すものではなく、想像力はときに侮れないものなのです。映画の世界から何かとんでもない科学的着想がひらめき、未来の科学を導く、そんな夢のようなことだって起こらないとは言い切れません。   (「はじめに」より)

目次

はじめに
【第1部】時間を巡る
第1章:タイムトラベルの可能性と限界
――『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ
第2章:過去に戻った捜査官に自由意志はあるのか
――『デジャヴ』
第3章:「逆行」という新しいタイムトラベル
――『TENET』
第4章:殺人マシンは5次元世界を旅してきたか
――『ターミネーター』シリーズ
第5章: 限りなく時が止まった世界を体感するには?
――『HEROES』
【第2部】宇宙を巡る
第6章:宇宙に投げ出されたときの最後の移動手段
――『ゼロ・グラビティ』
第7章:“ファミコン”で目指した月面着陸
――『ファースト・マン』
第8章:火星で植物を栽培するもう1つの理由
――『オデッセイ』
第9章:論文にもなったブラックホールのリアルな姿
――『インターステラー』
第10章:星間飛行に必須のアプリケーション
――『スター・ウォーズ』シリーズ
第11章:宇宙人と交流するならマスクを忘れずに
――『メッセージ』
第12章:「宇宙人の視力」と「恒星」の密接な関係
――『V』
おわりに

著者紹介

高水裕一(たかみずゆういち)
1980年東京生まれ。早稲田大学理工学部物理学科卒業。早稲田大学大学院博士課程修了、理学博士。東京大学大学院理学系研究科ビッグバンセンター特任研究員、京都大学基礎物理学研究所PD学振特別研究員を経て、2013年より英国ケンブリッジ大学応用数学・理論物理学科理論宇宙論センターに所属し、所長を務めるスティーヴン・ホーキング博士に師事。現在、筑波大学計算科学研究センター研究員を務める。専門は宇宙論。近年は機械学習を用いた医学物理学の研究にも取り組んでいる。著書に『知らなきゃよかった宇宙の話』(主婦の友社)、『時間は逆戻りするのか』『宇宙人と出会う前に読む本』(以上、講談社ブルーバックス)。

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