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新書|詳細

「日本型格差社会」からの脱却

「ニホンガタカクサシャカイ」カラノダッキャク
2021年7月14日発売
定価:1,078円(税込み)
ISBN 978-4-334-04550-0
光文社新書
判型:新書判ソフト

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「日本型格差社会」からの脱却岩田規久男/著

1990年代以降、日本では格差が広がり続けている。例えば、非正規社員の増加は賃金格差を招き、ひいてはその子供世代の格差も助長している。さらに、世代ごとに受給額が下がる年金制度は、最大6000万円超の世代間格差のみならず、相続する子供・孫世代の世代内格差の原因に。所得再分配政策は、高齢者への社会保障に偏っており、現役世代の格差縮小にはほとんど寄与していない。
そして、こうした格差はすべて、戦後、世界で日本しか経験していない長期デフレが根本にあり、そういった意味で他国とは異なる「日本型格差」といえる特徴的な格差である。では、この「日本型格差」を縮小し、成長を取り戻すにはどうすればよいのか。本書では、日銀副総裁を務めた著者が具体的な政策とともに提言。より生きやすい日本の未来を模索する。

目次

はじめに
第1章 デフレ下で進む少子高齢化と格差の拡大
第2章 「日本型格差」の特徴
第3章 成長を取り戻すデフレ脱却と公正な競争政策
第4章 雇用の自由化と女性が働きやすい環境の整備
第5章 これからの所得再分配政策
おわりに

著者紹介

岩田規久男(いわたきくお)
1942年生まれ。東京大学経済学部卒業、同大学院単位取得満期退学。学習院大学経済学部教授などを経て、2013年4月から5年間、日銀副総裁を務める。上智大学名誉教授・学習院大学名誉教授。専門は、金融論・都市経済学。著書に『デフレの経済学』(東洋経済新報社)、『日本銀行は信用できるか』(講談社現代新書)、『経済学的思考のすすめ』(筑摩選書)、『日銀日記』(筑摩書房)、『なぜデフレを放置してはいけないか』(PHP新書)など多数。

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