セイバーメトリクスノオトシナ
2019年3月14日発売
定価:1,012円(税込み)
ISBN 978-4-334-04401-5
光文社新書
判型:新書判ソフト
セイバーメトリクスの落とし穴マネー・ボールを超える野球論
統計データを基に選手やチームを評価するセイバーメトリクスは、もはや野球界の常識となった。だが、マネーボールでそのさきがけとなったオークランド・アスレチックスは以後、一度もワールドシリーズへ進出できていない。データ分析が当たり前となった今、世界のトップ選手たちや常勝集団はどのように周りと差をつけているのか?
ダルビッシュ有選手を筆頭に多くのプロ野球選手や専門家からフォローされる謎の素人「お股ニキ」が、未だに言語化、数値化されていない野球界の最先端トレンドを分析。
新たな魔球の投げ方やデータに依存しすぎない選手評価、球団経営の未来を知ることで、野球はもっと奥深く、楽しくなる!
目次
第1章 野球を再定義する
第2章 ピッチング論 前編(投球術編)
第3章 ピッチング論 後編(変化球編)
第4章 バッティング論
第5章 キャッチャー論
第6章 監督・采配論
第7章 球団経営・補強論
第8章 野球文化論
著者紹介
お股ニキ(@omatacom)(おまたにき)
野球経験は中学の部活動(しかも途中で退部)までだが、様々なデータ分析と膨大な量の試合を観る中で磨き上げた感性を基に、選手のプレーや監督の采配に関してツイッターでコメントし続けたところ、一万四〇〇〇人を超えるスポーツ好きにフォローされる人気アカウントとなる。プロ選手にアドバイスすることもあり、中でもツイッターで知り合ったダルビッシュ有選手に教えた魔球「お股ツーシーム」は多くのスポーツ紙やヤフーニュースなどで取り上げられ、大きな話題となった。本書が初の著書となる。大のサッカー好き。