ラーメンチョウシンカロン
2017年12月14日発売
定価:858円(税込み)
ISBN 978-4-334-04326-1
光文社新書
判型:新書判ソフト
ラーメン超進化論「ミシュラン一つ星」への道
1000円以下で食べられる庶民的料理のラーメンが、いまやミシュランを賑わせる存在になっている。
店内のセンスもグッとよくなり、行列のなかに女性や外国人を見かけることも珍しくなくなった。作り手たちは、麺やスープに使う素材にこだわり、手間暇を惜しまず一杯を提供している。
日本に35000店あると言われるラーメン店でも、特に素晴らしい一杯を作る店がある。そういった店主たちは常軌を逸した努力で、他にはない、オリジナルの味をもがき苦しみながら作り上げる。彼らはいかにしてそうなり得たのか。
日本最高峰の作り手たちに、「ラーメン官僚」が迫った。
目次
はじめに
第一章 日本の頂点に君臨する2つの巨星
第二章 「創作ラーメン」は、どのようにして生まれたか?
第三章 女性や外国人も虜にするラーメン
第四章 「創作ラーメン」の「今」
第五章 ラーメンはこれからどこに向かうのか?
おわりに
著者紹介
田中一明(たなかかずあき)
1972年生まれ、兵庫県出身。某省に勤める現役官僚。通称・ラーメン官僚。大学在学時の95年より、ラーメンの食べ歩きを始める。「アウトプットは、着実なインプットの土台があってこそ説得力を持つ」との信条のもと、年間700杯以上を食べ続ける。現在、通算13000杯以上。新しく開店したラーメン店を次々と訪ねる、「コレクター型」の「超ラーメンフリーク」。