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ホーム > 光文社新書 > 「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす

新書|詳細

「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす

「カジノシスギ」ガニホンヲホロボス
2017年11月16日発売
定価:836円(税込み)
ISBN 978-4-334-04323-0
光文社新書
判型:新書判ソフト

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「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす佐光紀子/著

多くの日本人が、丁寧な暮らしや、家事をきちんとこなすこと、配慮の行き届いた子育てをすることを理想としている。しかし他方では、日本人の「完璧家事」や「手づくり」礼賛の傾向、さらに昨今のシンプルな暮らし(「断捨離」「ミニマリズム」など)の流行は、母親への目に見えない圧力となると同時に、家族との分業を阻んだり、葛藤の原因ともなっている。日本の家事の「あたりまえ」は海外の人の目にはどう映るのか。なぜ日本では男性の家事参加が進まないのか。国や学校により「よい母、よい家庭」であるよう仕向けられてきた歴史とは。翻訳家として他国の友人も多く、家事や掃除術の専門家でもある著者が、多くの聞き取りや国際比較などを参照しながら、気楽で苦しくない家事とのつきあい方を提案する。

目次

まえがき――「なぜ、日本では家事がそんなに大事なのだろう」

第1部 完璧家事亡国論
(1)日本の主婦は家事をしすぎ?
(2)日本の家事の「当たり前」は、世界の非常識
(3)経済成長という祭りの後で
(4)キャリアを阻み、少子化を加速する完璧家事
――2人目を産まない女性たち
(5)家事のできない家族は滅びる

第2部 「片付けすぎ」が家族を壊す
(1)日本の家が片付かないのには理由がある
(2)ミニマリストは変人?
(3)捨てられない理由は、まっとうである
――「もったいない」再考
(4)断捨離の行き着くところ
(5)目指すは「おばあちゃんの家」の居心地のよさ

あとがき

著者紹介

佐光紀子(さこうのりこ)
1961年東京都生まれ。1984年国際基督教大学卒業。繊維メーカーや証券会社で翻訳や調査に携わったあと、フリーの翻訳者に。とある本の翻訳をきっかけに、重曹や酢などの自然素材を使った家事に目覚め、研究を始める。2002年、『キッチンの材料でおそうじする ナチュラル・クリーニング』(ブロンズ新社)を出版。以降、掃除講座や著作活動を展開中。2016年上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科博士前期課程修了(修士号取得)。著書はほかに、『心の負担を半分にする 常識やぶりの「家事半分」術』(PHP研究所)、『やめたら、お家スッキリ!――モノと手間がグンと減る「楽チン生活」70のヒント』(大和出版)、『汚れおとし大事典――ナチュラル・クリーニング』『重曹大事典――決定版』(共にブロンズ新社)、『男の掃除』(日経BP社)など多数。

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