ジダイゲキベスト100
2014年10月15日発売
定価:836円(税込み)
ISBN 978-4-334-03822-9
光文社新書
判型:新書判ソフト
時代劇ベスト100
「時代劇を、これからちゃんと観てみたい」「もういちど改めて観直してみよう」と思われた方の入口を作りたい。そのように考えて、「気楽に触れることのできる、カタログ的に時代劇作品を紹介する本」を目指して書いたのが本書である。
「これだけは押さえておきたい40本」「隠れた名作40本」「個人的な趣味で選んだ20本」と「春日オススメ時代劇」を三項目に分け、それぞれ作品の見どころをコンパクトに解説している。読者それぞれのニーズと関心に合わせて各作品のページにアクセスしていただき、その中から興味を抱かれた作品をピックアップする――そんな接し方をしていただければ、と思う。
目次
第1章 これだけは押さえておきたい40本
第2章 隠れた名作40本
第3章 個人的な趣味で選んだ20本
著者紹介
春日太一(かすがたいち)
1977年東京都生まれ。時代劇・映画史研究家。日本大学大学院博士後期課程修了(芸術学博士)。撮影所や俳優などの取材をもとに、日本の映画やテレビドラマを研究。著書に『なぜ時代劇は滅びるのか』『仁義なき日本沈没―東宝VS.東映の戦後サバイバル』(以上、新潮新書)、『あかんやつら―東映京都撮影所血風録』(文藝春秋)、『天才 勝新太郎』(文春新書)、『仲代達矢が語る 日本映画黄金時代』(PHP新書)、『時代劇は死なず! ―京都太秦の「職人」たち』(集英社新書)、『エドノミクス―歴史と時代劇で今を知る』(飯田泰之との共著、扶桑社)、『時代劇の作り方―プロデューサー能村庸一の場合』(能村庸一との共著、辰巳出版)などがある。