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新書|詳細

飛ばし

トバシ
2013年1月17日発売
定価:968円(税込み)
ISBN 978-4-334-03723-9
光文社新書
判型:新書判ソフト

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飛ばし日本企業と外資系金融の共謀田中周紀/著

「飛ばし」とは、含み損が発生した有価証券を決算期の異なる企業に簿価(購入時の価格)で一時的に引き取ってもらい、決算期を越えれば、お礼の利息分を加えて飛ばした先から買い戻す取引のことだ。
2001年の時価会計基準の導入によって、「飛ばし」は過去のものになったと思われていた。しかし、'11年のオリンパス粉飾決算事件によって再び世の注目を浴びることになった。経済界は「第二、第三のオリンパスが出るのではないか」と戦々恐々しているという。
数々の「飛ばし」事件を取材し、特ダネを連発してきた記者が、「飛ばし」という禁じ手で問題の隠蔽を図る日本企業の経営者の体質、さらに、オプションやスワップという最先端の金融工学を駆使し、そうした日本企業を食い物にしてきた外資系金融機関の実態を暴く。

目次

はじめに――「飛ばし」はなぜ行われたのか 
第1章 損失補填                             
第2章 山一証券の「飛ばし」                        
第3章 ヤクルト本社巨額損失事件                     
第4章 含み損飛ばしスキーム                       
第5章 オリンパス粉飾決算事件                      
あとがき  

著者紹介

田中周紀(たなか ちかき)
フリージャーナリスト。1961年島根県生まれ。上智大学文学部史学科を卒業後、'85年に共同通信社に入社。バブル全盛期の'87年から'91年まで、本社金融証券部で銀行・証券・保険業界を担当。大阪支社経済部と社会部を経て、'95年から'97年まで本社社会部で国税当局と証券取引等監視委員会(SESC)を担当。'98年から'99年までは本社社会部遊軍で経済事件を中心に取材し、数々の特ダネをものにする。2000年にテレビ朝日に転職。'02年から'04年まで「ニュースステーション」「報道ステーション」のディレクターを務め、'06年から'10年まで再び国税当局とSESCを担当。その後、テレビ朝日を退社しフリーに。脱税事件や経済事件を中心に、「日刊ゲンダイ」「週刊現代」「プレジデント」「FACTA」などに寄稿している。著書に『国税記者』(講談社)、『銀行が喰いつくされた日』(共著、講談社+α文庫)がある。

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