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新書|詳細

神社の系譜

ジンジャノケイフ
2006年4月14日発売
定価:770円(税込み)
ISBN 978-4-334-03351-4
光文社新書
判型:新書判ソフト

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神社の系譜なぜそこにあるのか宮元健次/著

伊勢、出雲、鹿島、靖国…そこには壮大な「意図」と「仕掛け」が表されていた

「八百万(やおよろず)の神」と言い表されるように、日本には多様な神が祀られている。元来、神社には神の家である本殿はなく、神奈備(かむなび)あるいは三諸(みもろ)と呼ばれる山や、神籬(ひもろぎ)と呼ばれる木、磐座(いわくら)と呼ばれる石などで祭祀を行い、そこに神が宿ると信じられてきた。いいかえれば、自然そのものに神が融合していた。
このような自然=神といった概念は、どこからきたのだろうか。
本書は、神社の系譜を考える上で従来はあまり用いられなかった「自然暦」という視点を取り入れ、新たな切り口から神々の系譜について考える。

目次

まえがき
第一章 怨霊の神々
 神田神社(東京)――伝説の絶えない場所
 上・下御霊神社(京都)――天皇にふりかかった怪異
 北野天満宮(京都)――行きはよいよい帰りはこわい
第二章 王権の神々
 大神神社(奈良)――巨大な正三角形
 吉備津神社(岡山)――鬼退治伝説の遺構位置
 住吉大社(大阪)――「禊ぎ」の発端
 熊野本宮大社(和歌山)――神仏習合の聖地
 熱田神宮(愛知)――草薙剣にまつわる神々
第三章 大和朝廷と東西線
 鹿島神宮(茨城)――「日立ち」と大和朝廷成立
 出雲大社(島根)――朝鮮との深い関係
 伊勢神宮(三重)――大和朝廷が着目した聖地
 日吉大社(滋賀)――北斗七星思想
第四章 氏族の守護神
 春日大社(奈良)――交通安全の神
 厳島神社(広島)――神社建築にない配置
 京都の古社群――秦氏一族との関連
 鶴岡八幡宮(鎌倉)――異なる方位
第五章 人を神として祀った社
 日光東照宮(栃木)――奇妙な遺言
 豊国神社(大阪)――神への再生
 明治神宮(東京)――現代に生きる軸線
 靖国神社(東京)――巧妙な配置
あとがき

著者紹介

著者:宮元健次
一九六二年生まれ。一九八七年東京芸術大学美術研究科修了。龍谷大学国際文化学部助教授を経て、現在、大同工業大学工学部建築学科教授。主な著書に、『月と日本建築―桂離宮から月を観る』『京都名庭を歩く』『京都 格別な寺』『仏像は語る―何のために作られたのか』(以上、光文社新書)、『〈図説〉日本庭園のみかた』『〈図説〉日本建築のみかた』『近世日本建築の意匠』『修学院離宮物語』『桂離宮 ブルーノ・タウトは証言する』などがある。

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