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秋霖やまず
吉原裏同心抄【三】

佐伯泰英/著

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あらすじ

浅草御蔵前で、亡き先代伊勢亀に代わる札差の新筆頭行司がなかなか決まらない。父の跡を継いでの就任を固辞する伊勢亀の当代半右衛門の元に、不可解な企てとも取れる文が届き、幹次郎は危ぶむ。巨額の富と莫大な権力を手にする筆頭行司の座を巡り、長い秋雨にけぶる吉原の町にも陰謀が蠢き始め、狙われる西河岸の桜季、そしてついに――。大人気シリーズ第三弾。

旅立ちぬ 地図

  • 「吉原裏同心」の舞台である新吉原は、浅草寺裏側(今の台東区千束あたりの場所)にあった。北東の方角にメインの入り口である大門があり、町は、南西に長方形に延びた形をしている。江戸の中心からは離れた場所にあったため。客たちは徒歩や駕籠で向かうか、粋に大川(隅田川)を舟で上ったりした。。

  • 遊廓への出入り口は複数あったが、普段は閉ざされ、メインの大門一か所のみが使われた。周囲は鉄漿溝(おはぐろどぶ)と呼ばれる堀に囲まれている。 メインストリートである「仲之町」(花魁道中が行われる)の両側に、茶屋が並び立っていた。

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