バイター
2020年12月23日発売
定価:1,760円(税込み)
ISBN 978-4-334-91375-5
フィクション、文芸
判型:四六判ソフト
バイター
「バイターは人間じゃない。奴らは死人だ。危険を感じたら、容赦なく撃て」
伊豆半島沖の大川豆島で前触れもなく発生したウイルス感染症。罹患者は人の血肉を求める凶暴な存在と化す。政府はそれを「バイター」と命名。相澤総理大臣の娘・彩香は、不運にも部活動の合宿で島を訪れていた。一人、また一人とバイターに喰い殺されていく教師や友人たち。混迷が深まる中、自衛隊と警察の混成チーム「ブラッド・セブン」が結成される。彼らに課せられた総理からの特命は「彩香の救出」だった――。