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ヒトハナゼセンソウヲスルノカ
2008年2月7日発売
定価:704円(税込み)
ISBN 978-4-334-75150-0
古典新訳文庫
判型:文庫判ソフト
人はなぜ戦争をするのかエロスとタナトス
人間は死を欲望する――
第一次世界大戦の衝撃をうけた
精神分析理論の再構築の試み
== フロイト文明論集2 ==
人間には戦争せざるをえない攻撃衝動があるのではないかというアインシュタインの問いに答えた表題の書簡と、自己破壊的な衝動を分析した「喪とメランコリー」、そして自我、超自我、エスの3つの審級で構成した局所論から新しい欲動論を展開する『精神分析入門・続』の2講義ほかを収録。
目次
・人はなぜ戦争をするのか
・戦争と死に関する時評
・喪とメランコリー
・心的な人格の解明
・不安と欲動の生
解説 中山元
年譜
訳者あとがき
著者紹介
ジークムント・フロイト[1856-1939]
東欧のモラビアにユダヤ商人の長男として生まれる。幼くしてウィーンに移住。開業医として神経症の治療から始め、人間の心にある無意識や幼児の性欲などを発見、精神分析の理論を構築した。1938年、ナチスの迫害を逃れ、ロンドンに亡命。'39年、癌のため死去。主著に『夢判断』『精神分析入門』『自我とエス』など。
[訳者]中山元
1949年生まれ。哲学者、翻訳家。主著に『思考のトポス』『フーコー入門』『はじめて読むフーコー』『思考の用語辞典』『<ぼく>と世界をつなぐ哲学』ほか。訳書に『自我論集』『エロス論集』、『幻想の未来/文化への不満』(フロイト)、『呪われた部分 有用性の限界』(バタイユ)、『パピエ・マシン(上・下)』(デリダ)、『永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編』(カント)、『責任と判断』(アレント)ほか多数。