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新書|詳細

くじ引き民主主義

クジビキミンシュシュギ
2021年11月18日発売
定価:858円(税込み)
ISBN 978-4-334-04572-2
光文社新書
判型:新書判ソフト

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くじ引き民主主義政治にイノヴェーションを起こす吉田徹/著

くじ引きに民主主義が有効に機能するためには、いくつかの欠かせない条件もあるし、何にでも通用する万能の民主主義でもない。デジタル・デモクラシーやネット投票が叫ばれる時代にあって、対面と議論と熟慮を核とするくじ引き民主主義は、いかにも時代遅れに見えることだろう。しかし、そのスローな感じとぬくもりは、個人主義とスピードが優先される現代においてこそ、必要なものなのだ。そして温故知新、現代の民主主義が上手く機能していないのであれば、人類が歴史上すでに経験した異なる形の民主主義に範を求めて、その足りない部分を補えるようなイノヴェーションを起こせばよい。そもそもくじ引き民主主義は、おそらくもっとも根源的な民主主義に近いものなのだ。なぜならそれは、あなたや私を含むみんなが平等な条件でもって、共同体の意思決定に参加することができる民主主義だからだ。(「はじめに―政治のイノヴェーションに向けて」より)

目次

はじめに――政治のイノヴェーションに向けて
第1章 作動しない代表制民主主義
第2章 増発する「くじ引き民主主義」
第3章 参加して、議論する民主主義
第4章 くじ引きの歴史と哲学
終章 「スローな民主主義にしてくれ」
あとがき

著者紹介

吉田徹(よしだとおる)
1975年東京都生まれ。同志社大学政策学部教授。慶應義塾大学法学部卒。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。日本貿易振興機構(JETRO)パリ・センター調査担当ディレクター、パリ政治学院招聘教授、ニューヨーク大学客員研究員、 北海道大学法学研究科教授などを経て現職。 著書に『アフター・リベラル 怒りと憎悪の政治』(講談社現代新書)、『感情の政治学』(講談社選書メチエ)、『「野党」論 何のためにあるのか』(ちくま新書)、『ポピュリズムを考える 民主主義への再入門』(NHKブックス)、『ミッテラン社会党の転換 社会主義から欧州統合へ』(法政大学出版局)など多数。

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