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2020年10月15日発売
定価:858円(税込み)
ISBN 978-4-334-04502-9
光文社新書
判型:新書判ソフト
室温を2度上げると健康寿命は4歳のびる
「冬の室内温度は18度以上に」。WHO(世界保健機関)が健康の観点から、このように勧告していることをご存知でしょうか? 実はあなたの「健康」は、住環境に大きく影響を受けています。実際、「室温を2度上げると健康寿命が4歳のびる」という研究結果や、「室温を5度上げると脳神経が10歳若くなる」という研究結果があるのです。本書は最新のエビデンスをもとに「健康を守る家」「健康寿命をのばす家」について考えてみます。運動や食事だけでは実現できない、新しい健康のあり方を提案します。
目次
第1章 ルポ・「室温」で高齢者の健康を守る町
第2章 「家の寒さ」が高血圧、頻尿、不眠の原因
第3章 暖かい家にするために今日からできること
第4章 高齢者こそ「夏の断熱」を徹底せよ
第5章 仕事と勉強がはかどる空間を作る
著者紹介
笹井恵里子(ささいえりこ)
ジャーナリスト。1978年生まれ。「サンデー毎日」編集部記者を経て、2018年よりフリーランスとして活動。医療や健康を中心テーマに精力的な取材を続け、週刊誌、月刊誌で多くの記事を執筆している。著書に、『週刊文集 温かい家は寿命を延ばす』『週刊文春 老けない最強食』(ともに文藝春秋)、『救急車が来なくなる日 医療崩壊と再生への道』(NHK出版新書)などがある。