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新書|詳細

美を見極める力

ビヲミキワメルチカラ
2019年12月18日発売
定価:1,320円(税込み)
ISBN 978-4-334-04449-7
光文社新書
判型:新書判ソフト

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美を見極める力古美術に学ぶ白洲信哉/著

小林秀雄は著書の中で、「骨董はいじるものである。美術は鑑賞するものである」と書いた。この「いじる」、つまり「使う」ということが、日本美術の大きな特徴だと僕は思う。茶碗は、お抹茶を飲むための道具であり、仏像は、手を合わせて祈る対象なのである。
これが、美術館などでの展覧会に、「作品」として陳列されると、もういけない。白洲正子は、美術館に収まったそれらの収蔵品を、「器物の終身刑」と表現した。モノの立場から言えば、無数の眼にジロジロ見られ、気持ちの悪いことこの上ないのだ。

目次

第一章 ハゲても焦げても割れても美しい
第二章 日本美の粋 茶道具
第三章 古筆と古画 切る美
第四章 焼きもの つれづれ
第五章 海外からの眼差し

著者紹介

白洲信哉(しらすしんや)
1965年東京都生まれ。細川護熙元首相の公設秘書を経て、執筆活動に入る。その一方、広く日本文化の普及につとめ、書籍編集、展覧会などの文化イベントの制作に携わる。骨董・古美術専門誌「目の眼」前編集長。父方の祖父母は白洲次郎・正子。母方の祖父は文芸評論家の小林秀雄。主な編著書に『骨董あそび』(文藝春秋)、『小林秀雄 美と出会う旅』『天才 青山二郎の眼力』(ともに新潮社)、『白洲家としきたり』(小学館)、『かたじけなさに涙こぼるる』(世界文化社)など。最新刊に『旅する舌ごごろ』(誠文堂新光社)。

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