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新書|詳細

警備ビジネスで読み解く日本

ケイビビジネスデヨミトクニッポン
2018年6月14日発売
定価:946円(税込み)
ISBN 978-4-334-04360-5
光文社新書
判型:新書判ソフト

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警備ビジネスで読み解く日本田中智仁/著

私たちは、街を歩けば、オフィスや商業施設、工事現場など、さまざまな場所で警備員を目にします。また、警備員の姿は見えなくても、個人宅やマンションの入口で、警備会社のステッカーを目にします。
それだけではありません。コンビニなどに設置されているATMに現金を補充しているのも、航空機に乗る前の保安検査を行っているのも、警備員です。つまり、私たちは「警備ビジネスの支えなくしては成立しない社会」を生きているといっても過言ではありません。
しかし、私たちは警備ビジネスの実態を正しく理解しているでしょうか? 本書は「知っているのに詳しくない警備ビジネス」に着目し、その実態と課題を通して現代日本の実相を鮮やかに描き出す一冊です。

目次

はじめに
【第1章】    警備業の基礎知識
1・1 警備業務になるもの/ならないもの
1・2 監督官庁
1・3 さまざまな誤解
1・4 リスク社会と警備業
【第2章】    守る・誘導する・運ぶ
2・1 施設を守る ―― 1号警備業務
2・2 不特定多数の人や車両を誘導する ―― 2号警備業務
2・3 貴重品や危険物を運ぶ ―― 3号警備業務
2・4 身辺を守る ―― 4号警備業務
2・5 駐車を監視する、列車を見張る ―― その他の関連業務
【第3章】    高度経済成長期の申し子
3・1 発展の礎
3・2 二人の立役者
3・3 負の歴史
【第4章】    高齢者が支える警備業
4・1 日々奮闘する「弱そうな警備員」
4・2 「年金問題」と「守衛の系譜」
4・3 老老警備の行く末
【第5章】「規模」「給与」「健康」格差
5・1 規模の格差
5・2 給与の格差
5・3 「寄せ場の系譜」と「社会保険未加入問題」
5・4 健康の格差
【第6章】警備員は絶滅する?
6・1 アイドル握手会が困難に?
6・2 どこまで「責任」を負えるのか
6・3 東京オリンピック・パラリンピック2020と日本社会の未来
おわりに

著者紹介

田中智仁(たなかともひと)
1982年東京都生まれ。仙台大学体育学部准教授。博士(社会学)。専門社会調査士。認定心理士。防犯装備士。専門は犯罪社会学・警備保障論。主著『警備業の社会学』(明石書店、2009年)で日本犯罪社会学会奨励賞と日本社会病理学会出版奨励賞を受賞。ほか、『警備業の分析視角』(明石書店、2012年)、『気ままに警備保障論』(現代図書、2015年)、『気ままに警備保障論2』(現代図書、2018年)などがある。また、警備業研究のほか、社会病理学の学説史やメディアの性・暴力表現の研究も行っている。

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