• ホーム
  • サイトマップ
  • 会社案内
  • 採用情報
  • 著作物利用

詳細検索

ホーム > 光文社新書 > ギャンブル依存国家・日本

新書|詳細

ギャンブル依存国家・日本

ギャンブルイゾンコッカ・ニホン
2014年12月11日発売
定価:814円(税込み)
ISBN 978-4-334-03831-1
光文社新書
判型:新書判ソフト

オンライン購入

ご購入について

ご意見・ご感想を送る

好評おすすめ本 -同じシリーズから-

ギャンブル依存国家・日本パチンコからはじまる精神疾患帚木蓬生/著

ギャンブルにはまるのは、本人が悪い。当人の自己責任でしかない――。こうした固定観念が広く世間に行きわたっています。
ギャンブルの被害が、人々の耳目に触れにくいのは、また当事者たちが声を大にして告白しない背景には、そんな諦めじみた考えがあるからでしょう。
しかし、そもそもギャンブルの被害は、すべてが自己責任で片づけられるのでしょうか。
(本文より)
2014年8月、厚生労働省が発表したギャンブル依存の有病率はなんと4・8%、536万人。あなたの周りにもギャンブルをやめたいのにやめられない「ギャンブル症者」がいないだろうか。本書では、その「ギャンブル障害」の実態を詳らかにし、パチンコ、スロット、競馬、宝くじなどのギャンブル利権に鋭く切り込む。昨今議論されているカジノ法案、無残なまでに無関心を貫く日本の精神医学界――さまざまな利権によりズタズタにされた日本の未来は「脱ギャンブル」にかかっている!

目次

はじめに――わが国最大の精神疾患
 
第1章 精神科医から見たギャンブル汚染列島
ギャンブル被害者の実態
 
第2章 ギャンブル汚染の実態と利権構造
1 ギャンブルが原因の犯罪
2 わが国のギャンブル汚染の実態
3 パチンコ・スロットの利権
4 競馬に巣食う利権
5 競艇に巣食う利権
6 競輪に巣食う利権
7 オートレースに巣食う利権
8 スポーツ振興くじに巣食う利権
9 宝くじに巣食う利権
 
第3章 日本はギャンブル汚染から脱却できるのか
1 ギャンブルによる脳の変化
2 わが国のギャンブル規制の歴史
3 諸外国におけるギャンブル規制
4 五つの不作為の大罪
5 カジノ推進の大罪
 
おわりに――カジノとELSI

著者紹介

帚木蓬生(ははきぎほうせい)
作家・精神科医・医学博士。1947年福岡県生まれ。東京大学文学部、九州大学医学部卒業。九州大学神経精神医学教室で中尾弘之教授に師事。北九州市八幡厚生病院副院長を経て、通谷メンタルクリニックを開業。小説家としても、数多くのベストセラーを世の中に送り出してきた。著書に、『三たびの海峡』(吉川英治文学新人賞)、『閉鎖病棟』(山本周五郎賞)、『逃亡』(柴田錬三郎賞、以上すべて新潮文庫)などの小説群のほか、『ギャンブル依存とたたかう』(新潮選書)、『やめられない――ギャンブル地獄からの生還』(集英社)、『依存学ことはじめ――はまる人生、はまりすぎない人生、人生の楽しみ方』(共著、晃洋書房)などギャンブル依存、ギャンブル障害に関しても警鐘を鳴らし続ける。

新書

本の検索

売行きランキング一覧

  • 光文社新書メールマガジン

Page Top


株式会社 光文社