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新書|詳細

蔵書の苦しみ

ゾウショノクルシミ
2013年7月17日発売
定価:858円(税込み)
ISBN 978-4-334-03755-0
光文社新書
判型:新書判ソフト

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蔵書の苦しみ岡崎武志/著

溜まりすぎた本は売るべきなのである。スペースやお金の問題だけではない。その時点で、自分に何が必要か、どうしても必要な本かどうかを見極め、新陳代謝をはかる。それが自分を賢くする。蔵書は健全で賢明でなければならない。初版本や美術書など、コレクションとしていいものだけを集め、蔵書を純化させていくやり方もあるだろうが、ほとんどの場合、溜まり過ぎた本は、増えたことで知的生産としての流通が滞り、人間の体で言えば、血の巡りが悪くなる。血液サラサラにするためにも、自分のその時点での鮮度を失った本は、一度手放せばいい。
―と、悟ったようなことを言えるようになったのは、じつは、2011年秋に、身を削るような思いで蔵書の処分をしたからだ。

目次

第一話     蔵書が家を破壊する
第二話     蔵書は健全で賢明でなければならない
第三話     蔵書買い取りのウラ側
第四話     本棚が書斎を堕落させる
第五話     本棚のない蔵書生活
第六話     谷沢永一の場合
第七話     蔵書が燃えた人々
第八話     蔵書のために家を建てました
第九話     トランクルームは役にたつか?
第十話     理想は五百冊
第十一話  男は集める生き物
第十二話  「自炊」は蔵書を解決するか?
第十三話  図書館があれば蔵書はいらない?
第十四話  蔵書処分の最終手段

著者紹介

岡崎武志(おかざきたけし)
1957年大阪府枚方市生まれ。ライター、書評家。書評を中心に執筆活動を続ける。『読書の腕前』(光文社新書)、『昭和三十年代の匂い』『女子の古本屋』(以上、ちくま文庫)、『ご家庭にあった本 古本で見る昭和の生活』(筑摩書房)、『上京する文學 漱石から春樹まで』(新日本出版社)など著書多数。

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