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新書|詳細

東京いいまち一泊旅行

トウキョウイイマチイッパクリョコウ
2012年8月17日発売
定価:880円(税込み)
ISBN 978-4-334-03701-7
光文社新書
判型:新書判ソフト

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東京いいまち一泊旅行池内紀/著

東京に住んでいて、東京のホテルに泊まっていけないわけもない。ながらく住んでいるからといって、身近な町を知っているとはかぎらないし、未知という点でいうと、千キロかなたも十キロの近きも同じである。夜ふけのホテルの窓から見上げた夜空は、心なしか旅情をかき立ててくれるし、それにこの旅は、足代がほとんどかからない。その分、夜の飲み代に回していいのである。林立するビルに挟まった、小さなシティホテルの朝の食事。たった一泊なのに、もう何日も旅の空をつづけているような気分である――。
品川宿、上野、十条・王子、赤坂、築地明石町、牛込界隈、かっぱ橋道具街、赤塚、木場、小菅、関口、千住、丸の内、明治神宮、豊島園、檜原村、蒲田、青梅、八王子、神田・日本橋……。都心から郊外、山の手から下町まで。これまで幾度も通りすぎてきた町に、一泊、根をおろしてすごしてみると、町の素顔、魅力、歴史、息づく人々の姿……etc.が見えてくる。

目次

はじめに/地図
I
五十三次うちどめの夢――品川宿(品川区)
ここすぎてとわのなやみぞ――上野(台東区)
サービス満点――十条・王子(北区)
三代目訪問――赤坂(港区)
ハイカラと伝統――築地明石町(中央区)
II
坂の上彷徨――牛込界隈(新宿区)
巷の芸術――かっぱ橋道具街(台東区)
田遊び――赤塚(板橋区)
幻の町――木場(江東区)
空白の地図――小菅(葛飾区)
椿山荘清遊――関口(文京区)
路地裏いきつもどりつ――千住(足立区)
III
タダは楽しい――丸の内(中央区)
人神和合――明治神宮(渋谷区)
初恋ラプソディー――豊島園(練馬区)
カブトと龍の里――檜原村(西多摩郡)
IV
一日静養――蒲田(大田区)
映画少年の夢――青梅市
絹の道往還――八王子市
旧友再会――神田・日本橋(千代田区・中央区)

あとがき

著者紹介

池内紀(いけうちおさむ)
1940年兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者、エッセイスト。1966~1996年、神戸大、都立大、東大でドイツ語、ドイツ文学の教師。その後は文筆業。主な著書に『諷刺の文学』(白水社、亀井勝一郎賞)、『海山のあいだ』(中公文庫、講談社エッセイ賞)、『森の紳士録』(岩波新書)、『ゲーテさん こんばんは』(集英社、桑原武夫学芸賞)、『となりのカフカ』(光文社新書)、『恩地孝四郎――一つの伝記』(幻戯書房)など。主な訳書は、ゲーテ『ファウスト』(集英社、毎日出版文化賞)、『カフカ小説全集』(全六巻、白水社、日本翻訳文化賞)など。『ひとり旅は楽し』(中公新書)、『ニッポン発見記』(中公文庫)、『なぜかいい町 一泊旅行』(光文社新書)など、旅のエッセイも多数。

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