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新書|詳細

経営戦略の教科書

ケイエイセンリャクノキョウカショ
2011年7月15日発売
定価:836円(税込み)
ISBN 978-4-334-03630-0
光文社新書
判型:新書判ソフト

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経営戦略の教科書遠藤功/著

経営戦略は企業経営において最も重要な根幹部分です。理にかなった経営戦略なしに.よい経営をすることはできません。
端的に言えば、経営戦略とは経営の「意思」であり、多様なステークホルダーとの「約束」です。どのような会社を目指すのか,どのような存在になりたいのかを意思表示し、株主や顧客というステークホルダーと約束するものが経営戦略なのです。
企業は設立手続きを行い、登記をすれば誰でもつくることができます。しかし、それだけでは所詮「箱」をつくったにすぎません。経営戦略を練り込み、明らかにすることによって、企業に「魂が宿る」のです。
(本文より)

目次

はじめに~「戦略論」ではなく、「戦略」を学ぶ

講義1 経営戦略とは何か
・経営戦略によって企業に魂が宿る
・合意された組織の目標
・経営とは価値創造である
・持続的な差別化こそ企業の目標
・自分たちが生み出す「価値を特定」する
・経営戦略には階層がある
*ケーススタディ1* コマツの「ダントツ戦略」

講義2 「ゲームのルール」を理解する
・なぜ経営戦略が必要なのか
・「ゲームのルール」を知る
・「アドバンテージ・マトリクス」で事業特性を掴む
・「V字カーブ」が教えてくれること
*ケーススタディ2* 日産ゴーン改革の戦略的意味合い

講義3 グローバル競争と経営戦略
・なぜ新日鉄と住金は経営統合するのか
・神戸製鋼はなぜ再編に加わらないのか
・事業特性は変化する
*ケーススタディ3* NECがPC事業でレノボと合弁したワケ

講義4 「選択と集中」という考え方
・基本は「フォーカス」
・「選択と集中」とは「捨てる」こと
・無節操な「総合」は戦略ではない
*ケーススタディ4* 「総花戦略」と決別した三菱電機

講義5 戦略代替案の考え方
・三つの戦略代替案
・「ポジショニング」を定める
*ケーススタディ5* 自動車業界各社の「ポジショニング」

講義6 リーダーの戦略
・広い市場で圧倒的な存在感を示す
・スケール・カーブ、エクスペリエンス・カーブ
・販売・流通を押さえる力
・リーダーの強み
*ケーススタディ6* トヨタの「グローバルビジョン」

講義7 チャレンジャーの戦略
・フォロワーは戦略ではない
・イノベーションと一点突破
・常にチャレンジャーであり続ける
*ケーススタディ7* 「スーパードライ」でキリンの牙城に挑んだアサヒビール

講義8 ニッチャーの戦略
・「隙間」の特定が難しい
・規模より収益性を追求する
・目指すべきは「平均台経営」
*ケーススタディ8* 「規模より収益」を徹底するヒロセ電機

講義9 経営戦略とは「仮説」にすぎない
・完壁な経営戦略は存在しない
・ケンタッキーフライドチキンの戦略転換
・走りながら、経営戦略を「進化」させる
*ケーススタディ9* 進化を続けるアスクル

講義10 成長と経営戦略
・安定成長を追求する
・事業のライフサイクル
・アンゾフのマトリクス
・PPMという考え方
*ケーススタディ10* 「安全・安心」というドメインで多角化を続けるセコム

講義11 M&Aと経営戦略
・最大のメリットは「時間を買う」こと
・PMIの重要性
・ M&Aによる企業変革
*ケーススタディ11* 日本電産の回転し続けるM&A戦略

講義12 現場起点で経営戦略を立案する
・経営戦略の「芽」をどのように見つけるか
・現場に着目する
・帰納法的アプローチ
・戦略は細部に宿る
*ケーススタディ12* 現場起点の戦略で復活した旭山動物園

講義13 起業と経営戦略
・起業のエンジンは「思い」
・ 「1」から「100」に育てるには経営戦略が不可欠
・経営戦略の「熱量」
*ケーススタディ13* 経営者の「主観」で突っ走るマザーハウス

講義14 経営戦略の実現性
・「身の丈」に合った経営戦略
・組織風土、文化に合った経営戦略
*ケーススタディ14* カゴメの戦略転換

講義15 破壊と創造
・成功の復讐
・リストラクチャリングとは構造改革のこと
・「生きた」経営戦略を打ち出し続ける
*ケーススタディ15* 「破壊と創造」で危機を克服したパナソニック

補講1 「資源ベースアプローチ」という考え方
補講2 「残存者利益」という考え方
補講3 フレームワークに使われるな

おわりに
参考文献

著者紹介

遠藤功(えんどういさお)
早稲田大学ビジネススクール教授。株式会社ローランド・ベルガー会長。早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機株式会社、米系戦略コンサルティング会社を経て、現職。ローランド・ベルガードイツ本社の経営監査委員でもある。カラーズ・ビジネス・カレッジ学長。中国・長江商学院客員教授。主な著書に『現場力を鍛える』『見える化』(いずれも東洋経済新報社)、『課長力』(朝日新聞出版)、『「日本品質」で世界を制す:』『伸び続ける会社の「ノリ」の法則』(いずれも日本経済新聞出版社)などがある。

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