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新書|詳細

差別と貧困の外国人労働者

サベツトヒンコンノガイコクジンロウドウシャ
2010年6月17日発売
定価(本体860円+税)
ISBN 978-4-334-03568-6
光文社新書
判型:新書判ソフト

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ルポ差別と貧困の外国人労働者安田浩一/著

日本経済にとって、外国人労働者は都合の良い存在であり続けた。企業の繁栄を支え、あるいは不況企業の延命に力を貸してきた。しかし日本は、その外国人を社会の一員として明確に認識したことがあっただろうか。
第1部では、「奴隷労働」とも揶揄されることも多い、「外国人研修・技能実習制度」を使って日本に渡ってきた中国人の過酷な労働状況を概観する。
第2部では、かつて移民としてブラジルへ渡った日本人の主に子どもや孫たちが、日本で「デカセギ労働者」として味わう生活と苦労、闘う姿を追う。
こうした中国人研修生・実習生と日系ブラジル人を中心に、彼ら・彼女らの心の痛みを描きながら、日本社会をも鋭く映す、渾身のルポルタージュ。

目次

はじめに
第1部 中国人が支える、日本の底辺重労働
  第1章 北京政府公認の「最優秀校」
  第2章 「日中のビジネス」が生んだ悲劇
  第3章 研修制度とは何か
  第4章 強制帰国
  第5章 私たちは人間扱いされていないんです
  第6章 21世紀の人身売買
  第7章 目に見えないラベル
第2部 日系ブラジル人、移民たちの闘い
  第1章 デカセギと移民の血
  第2章 繁栄を支える
  第3章 「例外的に自由に働ける外国人労働者」
  第4章 共生への実験
  第5章 行き場を失う人々
  第6章 泣き寝入りはしない
  第7章 サンパウロ――「日本」が息づく街
  第8章 トメアス――日本から最も離れた場所で
おわりに

著者紹介

安田浩一(やすだこういち)
ジャーナリスト。1964年静岡県生まれ。週刊誌、月刊誌記者などを経て2001年よりフリーに。事件、労働問題などを中心に取材・執筆活動を続けている。著書に『外国人研修生殺人事件』(七つ森書館)、『JALの翼が危ない』『JRのレールが危ない』(以上、金曜日)、『告発!逮捕劇の深層 生コン中小企業運動の新たな挑戦』(アットワークス)、共著に『雇用崩壊』(アスキー新書)、『肩書だけの管理職 マクドナルド化する労働』(旬報社)などがある。

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