光を届けろ! Challenge of Delivery

Interview 02 「そんなやり方あったの!?」 と思われる発想で企画や事業を考えて 実現したい

Interview 02 「そんなやり方あったの!?」 と思われる発想で企画や事業を考えて 実現したい

Interview 02 「そんなやり方あったの!?」 と思われる発想で 企画や事業を考えて 実現したい

西村 公寿Nishimura Kimiyasu

美ST編集部 2025年入社

Question 01

出版社を目指したきっかけは?

興味のあることを仕事にするというのが就活の譲れない条件でした。テレビ、百貨店、落語家、進路の候補はいろいろ考えました。世の中には面白いコンテンツが数限りなくあります。ですが、そのなかでも本が群を抜いてカッコいいと思ったのが出版を志した理由です。本を読むことが仕事の延長で、本を愛する人に囲まれ、本の話ができて、そして自分でも本を作って届けて、それを人が読む。この循環。「これがユートピアだ!」とワクワクしながら就活をしていたのを覚えています。そしてそれはほとんど間違っていなかったし、この業界に入ってから新たに見えてきたこともたくさんあります。刺激的です。

Question 02

光文社を選んだ理由は?

光文社新書と古典新訳文庫が好きだったからです。特に光文社新書はほかの新書レーベルにはない切り口やタイトルが魅力。おふざけキャラだけど中身は超真面目、という擬人化したら即友達になりたいこのレーベルが僕と光文社をつないでくれた“光”だったなと思います。面接でもその雰囲気は感じました。一次面接から最終面接まで、真面目な質問と意表を突いてくるユニークな質問のどちらも聞かれ続けました。このギャップはほかの出版社と比べても群を抜いていました。そんなところに惹かれていったのだと思います。

Question 03

学生時代はどのように過ごしていましたか?

学生時代はどのように過ごしていましたか?

学生時代は どのように過ごしていましたか?

まさにモラトリアムという期間でした。ミッション系の大学に通っていたのに、なんのミッションも持たず、読書、観劇、ゲーム、サークル、音楽、居酒屋探訪など自分の興味が赴くまま、のらりくらりと過ごしました。働き始めてからは自然とメリハリが出てくるので、現役学生の皆さんにはのらりくらりと過ごしてほしいと思います!メリハリのある学生生活も素敵だし、憧れますが(笑)。

Question 04

いまどんな仕事をしていますか?

「美ST」という35歳以上の女性向け美容雑誌の編集をしています。読者の感情や悩みに寄り添い、それに雑誌で応える(エンパワメントする)のが自分の仕事だと思っています。まだまだ半人前で編集技術と美容知識の不足に落ち込むことのほうが多いですが、私なりに出した提案や答えが読者の心に響いてくれればいいなと思って、日々修行しています。

Question 05

印象的だった仕事のエピソードはありますか?

印象的だった仕事のエピソードはありますか?

印象的だった 仕事のエピソードはありますか?

印象的な瞬間はたくさんあるのですが、配属初日に後藤真希さんの撮影現場を見学し、編集長の計らいで後藤真希さんからニックネームをつけていただいたことがもっとも印象的でした。配属初日から雑誌の華やかな世界を体現する存在であるモデルさんにお会いして、ニックネームまでつけていただくという経験は同年代を探してもなかなかないのではないかなと思います。

Question 06

出版社の仕事のいちばんの推しポイントは?

出版社の仕事のいちばんの推しポイントは?

出版社の仕事の いちばんの推しポイントは?

仕事の内容が大喜利に近いことです。出版社の仕事はいろいろありますが、面白いコンテンツを作り届けることが一丁目一番地だと思います。なので、面白いことに興味を持ち、自分でも考えることが大事な仕事です。私がやっている美容雑誌で言うならば、「美容」というお題に対してどれだけ面白い解答を出すかという闘いを他社と繰り広げているわけです。あるテーマを「大」きく膨らませて、どんな切り口でどう届ければ、読者の「喜」びや「利」益になるのかを日々考え続ける。会社員ですが、芸人さんに近い生き方ができるのはお笑い好きの私にとっては魅力です。

Question 07

休日の過ごし方は?

積読の消化に勤しんでいますが、あまりに多すぎるのと、複数冊同時に読むので、1冊がなかなか読み終わらず、おまけに本はどんどん買い足すので永遠に積読がたまるループに少しのストレスを抱えて過ごしています。もちろん読書だけで休日を過ごすわけではなく、部屋の掃除をしたり、街に繰り出して気になるお店を訪ねたり、落語を聞きに行ったり。平日にできていないやりたいことに積極的に足を運んで取り組んでいます。最近ひとり時間が食傷気味なので、車を買って自由にあちこち走り回りたいなと思っています。

Question 08

今後どんな仕事をしていきたいですか?

今後どんな仕事をしていきたいですか?

今後どんな仕事を していきたいですか?

コロンブスの卵みたいなことをしたいです。コロンブスは卵の底を割って卵を立たせましたが、この現場に立ち会った人のなかには「え!割っていいの!?」って思った人がいただろうなと思いませんか。ですが、コロンブスは宣言どおり卵を立てたわけですし、これでみんな納得したわけです。「それってありなの!?」みたいなちょっとしたレギュレーション違反の先にまだ見ぬ面白いがあるのかもしれません。レギュレーションからちょっと外れて、あるいは拡張して、「そんなやり方あったの!?」と思われる発想で企画や事業を考えて、実現していきたいです。

Question 09

いま、イチ押しのコンテンツは? (本・映画・リアルなもの問わず)

ツバメおおよろこび「A NIGHT LIVE」
YouTubeでたまたま見つけたバンドのMVです。MVの作りに感動しました。MVなんだけど、MVっぽくない感じ。YouTubeというメディア空間から遊離した世界をYouTubeの中に現出せしめているというか、YouTubeを見ているはずなのに、YouTubeを見ていないような感覚になったことに感動しました。マクルーハンはメディアがメッセージを決定すると言いましたが、その逆で、メッセージがメディアを凌駕したという感じです。あと曲がすごくいいです。すぐにライブに行ったのですが、ライブで聴くともっとよかったし、ZINEを配っていて、これがまた完成度が高く、なにもかもが「打算的なことよりも楽しみたい!」というアマチュアリズムから発露した表現で、そこから発せられるバンドのグルーブに食らいました。こういう表現者が表現だけで生きていけるように、応援していきたいです。

※役職名や固有名詞は2026年2月時点のものになります