社員インタビュー

INTERVIEW 05

「現実に立ち向かう勇気や活力」
を届ける

吉村 淳 JUN YOSHIMURA

コミック編集部・編集長

2020年入社

QUESTION 01

光文社で何を“届けたい”?

つらいときや苦しいときに、常にそばにマンガがあり、助けてもらいました。ですので、私も「現実に立ち向かう勇気や活力」を読者に与えられるマンガを届けていきたいです。ひたすら前向きな主人公に感動したり、毎日を生き抜く名言を得ることができたり、現実逃避をさせてくれたり。誰かの心に深く残るマンガを届けたい。ただその想いだけです。

QUESTION 02

いま、どんな仕事をしていますか?

いま、いちばん注力しているのは部員がモチベーション高く働ける環境をつくることです。一例を挙げると、企画会議を「企画を選別する会議」ではなく「企画を通すための会議」にしたことです。企画の足りない部分を、みんなの力とアイデアを借りて、おもしろくて売れる企画に仕上げていきます。まだまだ小さな部署ですので、個人ではなく全員の力を合わせて戦っていきます。

QUESTION 03

「こんなこともやっているの?」と
驚かれそうな仕事はありますか?

ご縁がありまして、株式会社カラーさん所属の前田真宏さんの画集を制作しています。制作といっても発行元になるだけなのですが、高校・大学時代に「神」と崇めていたクリエイターの画集に携われたのは大きな喜びでした。どんな仕事が何につながっていくかわからないところも、編集の仕事の醍醐味でしょうか。

QUESTION 04

出版社でいちばん楽しいことは?

「新連載」「重版」、この二つです。「新連載」は編集者と著者の情熱の結晶で、「重版」は社内関係部署の皆さんの協力のもとで達成することができます。編集部は一丸となって新連載を後押ししますし、新しい部署にもかかわらず、販売、プロモーションの皆さんが助力を惜しまず取り組んでくださるので、情熱を持って仕事をしやすい環境です。

QUESTION 05

どうして出版社に?

どうしてでしょう。好きなこと以外を一生続ける自信がなく、なんとかマンガの仕事をしたいと業界にしがみついていたら、転職とご縁が重なり光文社に入社することになりました。タイパやコスパが重視される時代ですが、本当にやりたいことがあるのであれば、諦めず続けることも大切かと思います。