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ホーム > 書籍 > ノンフィクション、学芸 > カウンターの向こうの8月6日

書籍|詳細

カウンターの向こうの8月6日

カウンターノムコウノハチガツムイカ
2017年7月18日発売
定価:1,540円(税込み)
ISBN 978-4-334-97939-3
ノンフィクション、学芸
判型:四六判ソフト

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カウンターの向こうの8月6日広島 バー スワロウテイル「語り部の会」の4000日冨恵洋次郎/著

「被爆者たちは、原爆に遭ったその瞬間だけでなく、その後の人生をどのようにして生き抜いてきたのだろうか?」
政治がらみのややこしい話ではなく、市井に生きる人として、ただひたむきに懸命に生き抜いてきた被爆者たちの人生を語り継ぎたい、次世代に伝えたい…。そんな思いに突き動かされ、平和活動なんて一度もしたこともない著者は、広島市内で自らが経営するバーで、毎月6日、「被爆体験者の証言の会」を開くことを決意します。声高に主張はしない、しかし確実に伝えていく。そんな次世代の平和活動のあり方を、手探りで模索しつつ徐々に根付かせていった著者の活動と被爆者の証言を記録しています。
著者は、本書の刊行を目前に、肺がんにより37歳で亡くなりました。病床にありつつも、自らの生きた証を精いっぱい本書に吹き込み、遺して旅立っていきました。その魂の記録でもあります。

目次

はじめに  ──マクワウリの奇跡──
第1章   被爆者から教わった真実
第2章   すべてを失っても這い上がる
第3章   自殺大国日本で生きるメッセージ
第4章   幾度と襲う困難を乗り越えて
第5章   中沢啓治さんが遺した麦の種
第6章   「証言者の会」は永遠に不滅
おわりに  ──“余命2カ月”を乗り越えて──

著者紹介

冨恵洋次郎(とみえ ようじろう)
1979年生まれ。広島県広島市出身。母方の祖母が被爆した被爆3世。広島市中区で経営する「バー スワロウテイル」にて、2006年2月より、毎月6日、被爆者を招き、その体験談を聞く「原爆の語り部 被爆体験者の証言の会」を開催している。2017年1月に肺がんが見つかり、治療に取り組むも、本書刊行直前の同年7月永眠。

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