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コンドウ マコトノリビングノート
2015年5月19日発売
定価:1,540円(税込み)
ISBN 978-4-334-97823-5
ノンフィクション、学芸
判型:A5判ソフト
近藤 誠のリビングノートガンを安らかに迎えるための読むセカンドオピニオン
どうか「誤った治療」の被害者にならないでほしい
ご存じのとおり、現在、ガン患者は増加の一途にあります。およそ2人に1人がガンになり、3人に1人がガンで死ぬ時代です。
問題は、確実に増えているガン患者が、昔と変わらない「誤った治療」を受け、苦しみながら闘病し、そして治療によって命を落としていることです。
これから本書でそのことを詳しく語っていきますが、どうか、医者たちにだまされないでほしい、というのが私の最大の願いです。
(本文より)
著者紹介
近藤 誠(こんどうまこと)
1948年東京都生まれ。73年、慶應義塾大学医学部を卒業し、同医学部放射線科に入局。83年より同放射線科講師を務め、2014年に定年退職。専門はガンの放射線治療。米国留学時代に出会った乳房温存療法に感銘を受け、日本での普及活動に尽力。「近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来」を運営し、一般向けにガンの啓蒙活動と執筆を精力的におこなっている。2012年、第60回菊池寛賞受賞。著書に『患者よ、がんと闘うな』(文春文庫)、『「余命3カ月」のウソ』(ベスト新書)、『医者に殺されない47の心得』(アスコム)、『近藤先生、「がんは放置」で本当にいいんですか?』(光文社新書)など多数。